
首相、消費税率1%案容認へ 衆院選公約「実質ゼロ」で
食料品の消費税率引き下げを巡り、高市早苗首相は1%とする議長案を容認する方向に傾いた。衆院選公約の「ゼロ%」に固執したが、給付金との組み合わせで「実質ゼロ」とする案で説得された。しかし、野党や自民党内からも反発があり、最終決着は見通せない。

食料品の消費税率引き下げを巡り、高市早苗首相は1%とする議長案を容認する方向に傾いた。衆院選公約の「ゼロ%」に固執したが、給付金との組み合わせで「実質ゼロ」とする案で説得された。しかし、野党や自民党内からも反発があり、最終決着は見通せない。

政府・与党内で2年間の食料品消費税減税について税率1%案が有力となったことに対し、野党各党から批判の声が上がっている。中道改革連合は「ぶれた」、公明党は「場当たり的」と政府の姿勢を問題視している。

日本政府は、飲食料品を対象に2年間限定で消費税率を1%に引き下げる案を検討しています。レジシステムの改修期間を考慮し、税率ゼロではなく1%とする方向で調整が進められています。高市早苗首相が6月中に最終判断し、法案提出を目指します。

食料品消費税減税を巡り、政府は税率1%引き下げの場合、レジシステム改修に最大半年かかるとの見通しを示した。政府・与党は来年の実現を目指し、改修期間を考慮した制度設計を進める。

チームみらいは、食料品消費税減税と所得連動型給付の恩恵額を比較できるシミュレーターを公開。同額の財源で中低所得層に恩恵が届きやすい設計だと主張。

食料品の消費税減税をめぐり、農業や外食の業界団体が自民党の農林関係の会議に出席し、仕入れの税負担は変わらず、利益が減るおそれがあるなどとして懸念の声が相次ぎました。

食料品の消費税減税について議論が行われる中、OECD=経済協力開発機構は13日に公表した報告書で、日本は財政健全化に向けて、消費税を段階的に引き上げるべきだと提言しました。

食料品の消費税減税をめぐり、NHKの世論調査で、時期や税率についての考えを聞いたところ、「時間がかかっても、税率ゼロを実現すべきだ」が18%、「早く減税できるなら、ゼロでなくてもよい」が48%、「減税する必要はない」は25%でした。

食料品の消費税減税をめぐる議論が進められる中、赤澤経済産業大臣は30日、都内で、課題の1つとされているレジのシステム改修について税率の変更が比較的簡単にできるという「スマートレジ」を体験しました。

食料品の消費税減税をめぐり、「国民会議」の実務者会議はこれまでのヒアリングを踏まえて課題を整理しました。低所得者対策として合理的だという意見の一方、代替財源の確保や事業者の負担軽減を求める声が上がったということで、夏前をめどとする中間とりまとめに向けて議論を加速することを確認しました。

食料品の消費税をゼロにする減税について、超党派の国民会議では、減税が商品の価格にどう反映されるかについても意見が交わされていて、今後、議論が活発化しそうです。減税によって家計の負担が和らぐのではと期待されていますが、販売価格は減税分ほど下がらないのではないかという指摘も出ています。