L'essentiel
2021年に廃刊したりんご日報の報道の歩みを伝える展示が台北で始まった。元記者が設立した独立メディア「追光者」が主催し、創刊号や最終号など約250点の新聞や資料が展示されている。香港では閲覧が困難になった資料を台湾で保存する狙い。
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Pourquoi c'est important
香港の民主派紙「蘋果日報」は、中国共産党への批判や民主化運動支援で知られていたが、香港国家安全維持法(国安法)施行後、当局の取り締まりが厳しくなり、2021年6月に廃刊に追い込まれた。
2021年6月に廃刊に追い込まれた香港の民主派紙「蘋果日報(りんご日報)」の報道の歩みを伝える展示が19日、台北市で始まった。同紙の元記者らが台湾で設立した独立メディア「追光者」が主催する。
台北市万華区の文化施設「新富町文化市場」で7月15日まで続く展示では、1995年6月20日付の創刊号や香港国家安全維持法(国安法)違反に問われて最終号となった21年6月24日付紙面など、激しく移り変わった香港社会を映し出す同紙の新聞が並ぶ。
会場の約250点は内外の香港人から寄せられたり、台湾の学術機関・中央研究院香港研究所から貸し出しを受けたりした。当時の記者証、記者倫理や福利厚生制度を紹介した社員向け資料のほか、香港の映画スターの訃報を伝える紙面もあり、政治だけでなく社会や娯楽の面からも理解を深める狙いだ。
同紙は中国共産党に対する批判で知られ、民主化運動を支援する論陣を張った。反政府的な言動を禁じる国安法が20年に施行されるとより厳しい取り締まりに遭った。香港当局は26年3月、同紙を法人登記簿から抹消し、解散させたと発表した。
りんご日報のニュース部門の元責任者で、台湾に移って追光者を創設した李家聡さんは「香港では『りんご日報』は敏感な言葉になった」と述べ、市民が過去の新聞を図書館で閲覧したり、自宅で保管したりすることは難しいと説明。言葉や文化の近い台湾で資料を保存する重要性を訴えた。【台北・林哲平】
Questions ouvertes
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