L'essentiel
モーター大手ニデックで発覚した不正会計問題で、監査法人や社外取締役の機能不全が露呈。専門家は、監査人の「職業的懐疑心」の重要性を指摘し、再発防止策を提言。
Résumé généré par IA
Pourquoi c'est important
モーター大手ニデックで20年度から不正会計が横行していたことが判明。第三者委員会の報告書により明らかになった。
不正会計が明らかになったモーター大手ニデックでは、第三者の立場で財務諸表の適正性を保証する監査法人や、独立した立場で経営を監督、監視する社外取締役が十分に機能しなかった。今後同じような過ちを未然に防ぐため、両者には何が求められるのか。会計監査に詳しい青山学院大の八田進二名誉教授に尋ねた。
職業的懐疑心と組織的監査
ニデックの不正会計が明るみに出る発端になったのが、2025年9月に公表した25年3月期の有価証券報告書だ。担当する監査法人のPwCジャパンが、財務諸表が正しいかどうかが判断できない「意見不表明」という異例の結果を出した。
――ニデックが設置した第三者委員会の報告書によると、20年度から不正が横行していました。
八田氏 会計監査人がこうした不正に早く気づくには、職業的懐疑心の発揮が重要になる。
職業的懐疑心とは、企業から提示された証拠などをうのみにせず、不正の兆候を見逃すことのないように必要な監査手続きを実施する基本姿勢を指す。
その契機になったのは…
Questions ouvertes
- 監査法人の責任範囲は?
- 社外取締役の選任・監督体制は?
- 再発防止策は具体的にどうなる?






