L'essentiel
東京大医科学研究所は20日、再発した悪性脳腫瘍患者を対象に、改変ヘルペスウイルスを用いた医師主導治験を開始すると発表した。改良型ウイルスは腫瘍内で抗体を生成し、むくみや炎症を抑制する効果が期待される。
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Pourquoi c'est important
ウイルス療法は、遺伝子改変したウイルスをがん細胞に感染させ、細胞内で増殖して破壊する治療法。悪性神経膠腫は再発が多く、予後が悪いとされている。標準治療後に有効な選択肢が乏しい患者もいる。
東京大医科学研究所の研究チームは20日、再発した悪性脳腫瘍の患者を対象に、改変ヘルペスウイルスを使う新たな医師主導治験を始めると発表した。2021年に条件付きで製造販売承認されたウイルスの改良型を使用する。脳のむくみを抑える抗体を出しながらウイルスが増えるのが特徴で、安全性を確認した上で、治療効果の検証につなげたい考えだ。
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ウイルス療法は、遺伝子改変したウイルスをがん細胞に感染させ、細胞内で増殖して破壊する治療法。治験では、第一三共と共同開発した製品名「デリタクト注」のベースとなったウイルスに、抗体薬「ベバシズマブ」の遺伝子を組み込んだ改良型を使用する。投与後にむくみや炎症が起きることが課題となっていたが、改良型は腫瘍内で抗体を作りながら増えるため、こうした反応を抑える効果が期待されるという。
対象は、治療後に再発・増大した脳腫瘍の一種「悪性神経膠腫(こうしゅ)」の患者。手術後に放射線治療や抗がん剤治療を行うのが一般的だが、再発するケースが多く、患者の半数が2年未満で亡くなり、5年生存率は10%未満とされる。
治験は東大医科研付属病院で実施し、最大12人を対象に安全性を中心に調べる。藤堂具紀特任研究員は「標準治療後に有効な選択肢が乏しい患者や免疫チェックポイント阻害薬が効かなかった患者に高いニーズがある。がん治療の選択肢を増やしたい」と話している。
Questions ouvertes
- 治験の具体的なスケジュールは?
- 治験の参加条件は?
- 治療効果の具体的な指標は?
- 副作用の発生頻度は?






