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タイの有名ビール「シンハー」の財閥、ブンロート・ブリュワリーのシラヌット・スコット氏(29)が、実兄による10代前半の性的虐待をSNSで告発。兄は当初否定したが、音声データ公開で会社から解任。タイで「#MeToo」運動が広がり始めた。
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「声を上げなければ、死んでいた」――。タイの有名ビール「シンハー」を製造していることで知られる大手財閥の男性が今年5月、実兄からの性的虐待を告発した。これを機に、タイのSNSでは、自身の体験を明かす投稿が相次いだ。性暴力や家庭内虐待について公に語ることが難しいとされてきたタイ。それでも、「#MeToo」とも呼べる動きが広がっている。名門家の告発 告発したのは、ブンロート・ブリュワリー社の創業家4代目で、環境活動家として知られるシラヌット・スコット氏(29)だ。今年5月、10代前半ごろに兄から性的虐待を受けていたと訴える動画をSNSに投稿した。兄は当初、疑惑を否定したが、シラヌット氏は、過去に虐待行為を問いただした際の音声データを公開。これを受け、会社は兄を幹部職から解任した。一連の騒動はタイ国内で大きな注目を集めた。 「このことを長年抱え込んで生きてきて、もはや話さなければ死んでしまうところまで追い込まれていた。私は生…







