
東京五輪銀メダリスト、自粛中の事故で初公判
東京五輪男子200メートルバタフライ銀メダリストの本多灯(24)被告が、危険運転致傷で初公判。検察は拘禁1年を求刑。弁護側は執行猶予を求めた。判決は9月9日。
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本多灯は2021年東京五輪男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得。事故後、愛知・名古屋アジア大会出場を自粛。
東京都内で乗用車を運転中にスピードを出し過ぎて対向車線にはみ出し、人身事故を起こしたとして、自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた競泳選手の本多灯(ともる)被告(24)の初公判が25日、東京地裁立川支部(中島経太裁判官)であり、本多被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は拘禁刑1年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めた。
本多被告は2021年東京五輪競泳男子200メートルバタフライの銀メダリスト。事故を受け、今秋の愛知・名古屋アジア大会の出場を取りやめるなど、当面の活動を自粛している。
起訴内容は25年11月、東京都多摩市で通勤途中、制限速度30キロの道路を時速80キロ以上で走行し、左カーブを曲がりきれずに対向車と正面衝突。対向車を運転していた60代男性に胸の骨折など約1カ月のけがを負わせたというもの。
検察側は証拠調べや論告で、被告は前を走るスポーツカーに「負けたくない」と考え、速度を上げたと指摘。「身勝手な理由で、危険かつ無謀な運転で悪質」と非難した。
本多被告は被告人質問で「練習で思うような結果が出ず、何も考えずに前の車についていこうとして速度が出てしまった。冷静な判断ができなかった」と述べた。
弁護側は、被害者の男性が「(被告は)若く、スポーツ選手として頑張ってもらいたい」と述べており、処罰感情は薄いと主張。「普段は安全運転を心がけていた。深く反省し、強い謝罪の念を抱いている」として執行猶予を求めた。判決は9月9日に言い渡される。
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本多灯の競泳キャリアへの長期的な影響
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