北朝鮮の海外労働者、17カ国で最大10万人超か 多国間制裁監視チームが報告書
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多国間制裁監視チーム(MSMT)は、北朝鮮が17カ国に最大約10万人の労働者を派遣し、年間最大8億ドルを稼いでいるとの報告書を公表。大半は中国とロシアに集中し、核・ミサイル開発の資金源となっていると指摘した。
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Why It Matters
国連安保理決議は加盟国に対し、自国内の北朝鮮労働者の送還を義務付けている。
国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の履行状況を監視する「多国間制裁監視チーム(MSMT)」は16日、北朝鮮の海外労働者に関する報告書を公表した。少なくとも17カ国に推定3万5600~10万1280人の労働者を送り、大半は中国とロシアに集中していると指摘した。
報告書によると、2025年に獲得した収入は推計4億5千万~8億ドル(700億~1240億円)に上る。賃金の8~9割を北朝鮮当局が没収し、核・ミサイル開発の資金源になったとみている。
中国では2万~7万人が、地理的に近い東北部の遼寧省、吉林省、黒竜江省を中心に製造、建設、IT、飲食などに従事。25年1月~26年1月に約1万人が新たに入国したという。
ロシアには1万5千~3万人が派遣され、軍事用ドローン製造にも携わっていると分析。労働者を学生として偽装する仕組みがあると説明した。
その他、東南アジアやアフリカの15カ国でそれぞれ10~数百人が就労している。安保理決議は加盟国に、自国内の北朝鮮労働者の送還を義務付けており、報告書はその即時履行を求めた。
Open Questions
- 中国およびロシアが今後どのように対応するか
- 制裁の履行を強化するための具体的な措置







