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三陸鉄道は2025年度決算で過去最大の5885万円の赤字を計上した。乗車人員が19年以降で初めて60万人を切り、最少となったことが響いた。運賃値上げや他社との連携で収支改善を目指す。
AI-generated summary
Why It Matters
三陸鉄道は岩手県と沿岸市町村が出資して開業したが、東日本大震災で被災。復旧後、JRから移管された路線を加え現在の区間となった。
岩手県沿岸を走る第三セクター「三陸鉄道」(本社・宮古市)は17日、2025年度決算を発表した。最終(当期)損益は5885万円の赤字(前年度は3215万円の赤字)で、東日本大震災後の19年に現在の区間となって以降、赤字幅は最大だった。乗車人員が19年以降で初めて60万人を切り、最少となったことが響いた。
乗車人員は前年度比9・1%減の54万8648人で、鉄道事業の経常収益は同6・5%減の3億7802万円。少子化による高校生の利用減に加え、津波警報の発令や、クマ出没の影響で観光客も伸び悩んだ。特別利益は補助金の減少で同14・2%減の11億397万円となり、最終損益の赤字幅が拡大した。
三鉄は今春、29年ぶりに運賃を値上げするなど収支改善を進めている。盛岡市で開いた株主総会後に記者会見した石川義晃社長は「JRなど他の鉄道会社との連携を深め、利用客増につなげたい」と話した。
三鉄は1984年に岩手県と沿岸市町村が出資して開業。2011年の東日本大震災で線路や駅舎が損壊した。復旧区間にJRから移管された路線を加え、19年に営業区間は現在の久慈―盛(さかり)(大船渡市)の163キロとなった。【奥田伸一】
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
運賃値上げや他社連携により、来年度以降の赤字幅縮小を目指す。
Possible · Medium term
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