健大高崎が3投手リレーで東海大甲府を下す、全国高校野球選手権大会2回戦
得点は五回の1点のみ、青柳博文監督は2番手・北田莉玖の好投を勝因に挙げる
Quick Look
第108回全国高校野球選手権大会2回戦で、健大高崎が東海大甲府を1―0で下した。佐藤麻恩、北田莉玖、石垣聡志の3投手による継投策が功を奏し、接戦を制した。
AI-generated summary
Why It Matters
健大高崎は10年以上前から複数の投手を育て、負担を減らす仕組みを整えている。昨年は石垣元気と佐藤龍月がドラフト上位でプロへ進んだ。
(13日、第108回全国高校野球選手権大会2回戦 健大高崎1―0東海大甲府)
得点は五回の1点だけ。綱渡りのような試合を、健大高崎は3投手のリレーで制した。青柳博文監督が「勝因」と語ったのは、2番手で投げた左腕、北田莉玖の好投だった。
先発の右腕佐藤麻恩がテンポの良い投球で6回を封じた。スタミナに不安のある佐藤が、めどの80球に迫ったところで、甲子園初登板の北田に託した。
「とにかくつなぐ」と北田。スローカーブと直球の緩急で七、八回を完璧に抑えた。1回戦で完投したエースの石垣聡志は、余力たっぷりの状態で九回のマウンドへ上がり、試合を締めた。
近年の暑さもあり、高校野球は継投策が当たり前の時代になった。とりわけ健大高崎は、群馬大会の計5試合で7投手を起用。49代表で最多だ。
複数の投手を育て、一人ひとりの負担を減らし、けがから守る。10年以上前から、そんな仕組みを整えてきた。週末の練習試合では3日以上前に登板予定を伝え、調整させる。100球程度で交代させることで、主力以外の投手も登板経験を得ている。
昨年は石垣元気(ロッテ)と佐藤龍月(オリックス)が、ともにドラフト上位で指名されてプロへ羽ばたいた。今年も、1人のエースに依存しないチームを作ってきた。
一発勝負のトーナメントにおいて、継投は難しい。どれだけの好投手をそろえても、マウンドに立てるのは1人だけ。エース投入のタイミングが遅れれば「出し惜しみ」と評されかねない。ただ、青柳監督は「選手を信じる。負けたら自分の責任」。甲子園出場ではなく、頂点をめざす健大高崎の戦い方だ。
東海大甲府監督「悔しいけど完敗」
●仲沢広基監督(東海大甲府) 「健大高崎さんの投手陣に要所要所を抑えられてしまった。本当に悔しいけれど、完敗です」
Open Questions
- 次戦以降も同様の継投策が機能するか







