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福岡県春日市は、ふるさと納税の返礼品開発を促進するため、最大3000万円の補助金を提供する事業者を全国公募する。特産品に乏しく寄付額が減少傾向にある市は、新たな地域特産品の創出を目指す。
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人気を呼ぶふるさと納税返礼品を市内で開発・出品してくれる事業者に、3000万円まで補助します」
自治体間の返礼品競争が激化する中、特産品の少ない福岡県春日市はホームページで公募呼びかけを始めた。全国でも珍しい高額な補助の試み。
返礼品は、区域内で50%超の付加価値が生じる地場産品基準が求められるが、春日市は福岡都市圏のベッドタウンとして発展したため、工場などは少なく特産品に乏しい。
このため市への寄付額は2018年度の12億5008万円をピークに減り続け、24年度は2億6816万円。総務省調査で「西日本の市で唯一の6年連続減少」となった。
雪辱を誓った市は25年度、県内共通返礼品の「水炊き」「あまおう」等の寄付額を引き下げるなどして、4億1156万円と前年度の5割強増を実現した。
しかし寄付額の8割が共通返礼品では今後も厳しい。このため「春日市の新しい特産品を一緒に作りませんか」と呼びかけ、7月に創業3年以上の事業者を全国公募する。
経費の3分の2まで上限3000万円を補助し、交付は特産品開発完了後の27年度の予定。また事業者の希望があれば、ふるさと納税ポータルサイトでクラウドファンディングを行い、寄付額の半分を追加交付する。
市によると類似の返礼品開発補助金は北海道北見市で1000万円、八女市で30万円などの例があるが、3000万円の金額は「市外から事業を移す場合など、4500万円はかかると見積もった」という。
参加表明は7月17日まで、企画提案書は8月21日まで。9月に一次、コンペ方式で二次審査を行い、10月1日に1社を選ぶ予定。
詳細は市ホームページの「春日市特産品等開発補助金」。【前田博之】







