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宮城県南三陸町で、絶滅危惧種のニホンイヌワシの野生復帰を目指す国内初の事業で、幼鳥が放鳥されました。多摩動物公園で生まれたメスで、今後はGPSで追跡し、必要に応じて餌付けも行われます。
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Why It Matters
宮城県南三陸町で、国の天然記念物で絶滅危惧種のニホンイヌワシの野生復帰を目指す国内初の事業が進められています。
国の天然記念物で絶滅危惧種のニホンイヌワシの野生復帰を目指す国内初の事業が進められている宮城県南三陸町で18日、イヌワシの幼鳥が放鳥された。
地元研究者や日本自然保護協会などで構成する「南三陸地域イヌワシ生息環境再生プロジェクト協議会」(鈴木卓也会長)が発表した。野生復帰への大きな一歩を踏み出した。
この幼鳥は今春、多摩動物公園(東京都)で生まれたメスで、先月16日、同町内の施設に入っていた。
周辺の環境に慣れさせるとともに、放鳥後に肉眼で個体識別ができるよう、羽根に黄色いマーカーをつけるなど準備を進めていた。
放鳥後は、体に装着した衛星利用測位システム(GPS)で随時、位置情報を確認。必要に応じて、餌付けもしながら成長を促す。
鈴木会長は「大きなステップを越えることができて、まずは心底ホッとしております」とコメント。
協議会メンバーの秋田市大森山動物園の小松守・名誉園長は「国内初の野生復帰の入り口に立てたことは感慨深い。イヌワシの保全とともに、彼らの生息環境を守ることを多くの人と考えていきたい」と話している。【佐藤岳幸】
Open Questions
- 放鳥された幼鳥の今後の生存率は?
- 野生復帰事業の長期的な成果は?





