酒瓶の封かん紙、切り取り鑑定 名張毒ぶどう酒、11次再審請求―名古屋高裁
封かん紙などの成分を詳しく調査、再審請求弁護団が明らかに
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1961年に発生した名張毒ぶどう酒事件で、名古屋高裁は証拠品の封かん紙などを一部切り取って鑑定することを決定した。製造時と異なるのりの成分を調査し、農薬混入の経緯を解明する狙いがある。破壊を伴う鑑定は今回が初めて。
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Why It Matters
1961年に三重県名張市で発生した毒ぶどう酒事件。確定判決では元死刑囚の犯行とされたが、弁護団は別の人物による混入を主張している。
三重県名張市で1961年、女性5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」で、名古屋高裁は、農薬が混入していた酒瓶の封かん紙などについて、一部を切り取って鑑定することを決めた。製造時と異なるのりの成分が付着していないかなどを詳しく調べる。
これまで赤外線を使って証拠品を壊さない鑑定は行われていたが、破壊を伴う鑑定は初めて。奥西勝元死刑囚の再審請求弁護団が28日、名古屋市内で記者会見し明らかにした。小林修弁護団長は「裁判所がこの事件を解決したいという意欲の表れだ」と述べた。
弁護団によると、高裁が13日付で鑑定を決定。封かん紙やラベルなど計8点が対象で、検察側と弁護側がそれぞれ推薦した専門家2人を選任し、21日に鑑定が始まった。終了時期は未定。
確定判決は、元死刑囚が公民館で酒瓶を開け農薬を混入したと認定。弁護団は別の場所で何者かが混入し、封かん紙を貼り直した可能性を訴えている。
Open Questions
- 鑑定の結果、のりの成分から何が判明するか
- 鑑定終了時期はいつになるか







