Quick Look
公正取引委員会は、音楽教室運営会社「シアー」がフリーランス講師に無料体験レッスンを無償で行わせたとして、フリーランス取引適正化法違反を認定し、再発防止を勧告した。講師1674人が計5万3036回、計3398万円分のレッスンを無償で実施した。フリーランス法関連での勧告は初。
AI-generated summary
自社で運営する音楽教室の無料体験レッスンをフリーランスの講師に無償で行わせたなどとして、公正取引委員会は19日、登録者数90万人超のユーチューブチャンネルや音楽スクールを運営する「シアー」(東京都新宿区)のフリーランス取引適正化法違反を認定し、再発防止を求める勧告を出した。
公取委によると、シアーは2024年11月~26年2月、音楽教室の運営を委託するフリーランスの講師1674人に、音楽教室への入会を検討する利用者を対象とした無料体験レッスンを無償で計5万3036回(計3398万円分)行わせ、不当に経済上の利益を提供させた。
勧告は中小企業庁からの措置請求を受けて出された。フリーランス法関連での請求は初。シアーは中企庁などの調べに「『入会営業』という業務があり、体験者が入会してくれれば、講師にインセンティブがあるため、フリーランス法違反にはならないと思っていた」と回答したという。
公取委の担当者は「体験者全員が入会するわけではなく、無償で体験レッスンの業務を行わせるのはフリーランス法違反になる」と語った。【山田豊】







