セブン‐イレブンがアパレル販売を開始、ファミマの成功に対抗
Quick Look
セブン‐イレブンはアンドエスティHDと協業し、数百店からアパレル販売を試験的に開始し、全国約2万2000店舗への拡大を計画。ファミマは2021年から『コンビニエンスウェア』を展開し、2025年度に売上高200億円を突破、2026年度は300億円を目指す。セブンの既存店売上高は2026年4~7月で前年同月比99.6%~100.6%と横ばい、客数は減少傾向。ファミマも同様の傾向だが、過去57カ月連続で売上増を記録していた。セブンはアパレルで客離れを食い止め、ヒット商品を求める。
AI-generated summary
Why It Matters
コンビニ業界ではファミリーマートが2021年からアパレル販売『コンビニエンスウェア』を展開し、売上を伸ばしてきた。セブン‐イレブンは既存店売上高が前年割れの月もあり、客数が減少傾向にある。
セブン‐イレブン(以下、セブン)がアパレル販売を開始した。アパレル展開に向けて、国内第3位の売上規模を持つアンドエスティHD(旧アダストリア)と協業。まずは数百店で試験的に展開し、最終的には全国約2万2000店舗に広げていく予定だ。
コンビニ業界では、ファミリーマート(以下、ファミマ)が2021年より『コンビニエンスウェア』を本格展開。2025年度は売上高200億円を突破し、2026年度は300億円を目指している。
セブンとしても、ファミマのアパレルの成功を無視できない状況になっている。
セブンの既存店売上高は、2026年4~7月の4カ月で、前年同月比99.6%、102.7%、100.0%、100.6%と、100%前後で推移している。既存店客数は97.5%、100.8%、96.5%、97.8%と、前年割れの月も多く、減少傾向にある。
一方、ファミマの既存店売上高は、同じく2026年4~7月の4カ月で101.0%、101.2%、96.8%、99.7%と、直近2カ月はやや勢いを欠いている。既存店客数も、98.0%、97.6%、96.3%、97.8%と、前年割れが続いている。これはセブンと同様、おにぎり、弁当、サンドイッチ、お茶などの食品類に顧客が割高感を覚え、足が遠のきつつあることが背景にありそうだ。
しかし、それ以前のファミマは、57カ月連続で既存店売上高が前年を上回っており、5年近くも売り上げが伸び続ける絶好調ぶりだった。その売上増を支えた要因の一つがコンビニエンスウェアだ。
セブンは弁当容器の上げ底疑惑などが響き、既存店売上高の前年割れが目立っていた頃に比べれば立て直してきている。しかし、売上全体を底上げするヒット商品がほしいところだ。
ファミマの5年近く続いた好調な局面が終わり、現在はひと息ついた踊り場にあるならば、セブンにとってはアパレルを仕掛け、同業他社に流れた顧客を取り戻す絶好のタイミングかもしれない。
セブンのアパレル本格展開は、市場にどのような影響をもたらすだろうか。これまでの動きを見ながら探ってみたい。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
セブン‐イレブンのアパレル販売が試験販売後に全国約2万2000店舗へ拡大される
Likely · Within months
ファミリーマートのアパレル売上高が2026年度に300億円を達成する
Possible · Within months
Open Questions
- セブン‐イレブンのアパレル販売の具体的な商品ラインナップは何か
- アンドエスティHDとの協業の詳細な内容は何か
- 試験販売の結果はいつ明らかになるか
- 全国展開のタイムラインはどのようになるか





