Quick Look
シドニー大学米国研究センターの調査で、クアッド諸国(日米豪印)における米国と中国への認識が明らかに。中国を「有害」と回答した割合は日本が57%で最も高く、米国を「有害」と回答したのはインドとオーストラリアでそれぞれ37%、36%。軍事衝突への懸念や同盟国への期待も国によって差があることが判明した。
AI-generated summary
Why It Matters
クアッドは日米豪印4か国による協力枠組みで、インド太平洋地域の安全保障と経済協力を目的としている。本調査はシドニー大学米国研究センターが実施し、各国約1000人の成人を対象に5月に行われた。
【シドニー時事】オーストラリアのシドニー大学米国研究センターは、協力枠組み「クアッド」を構成する日米豪インド4カ国で行った意識調査結果を公表した。アジアで「米国は有害」と答えた人の割合は豪印で高く、「有益」を上回った。「中国は有害」との見方はクアッド各国で共通して「有益」よりも高く、不信感は日本が突出している。
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「米国はアジアで有益か有害か」との問いに、「有害」と答えた人はインドで37%、豪州で36%に上り、「有益」はいずれも2割台だった。トランプ米政権による高関税措置や、米イランの紛争に伴う石油危機が影響したとみられる。一方、日本では「有益」42%、「有害」12%と、米国に比較的寛容な姿勢が表れた。
中国を「有害」と答えた人は、日本が57%と最も高く、豪州で42%、インドで38%、米国で35%と続いた。中国の活発な海洋進出や軍備拡大、レアアース(希土類)などの輸出制限への不信感を反映した形だ。
「10年以内に自国と中国の軍事衝突の恐れがある」と答えた人は、インドで57%、米国で47%、豪州で38%、日本で33%だった。自国が中国に攻撃された場合に「米国が助けに来てくれる」と考える人は、米国とそれぞれ同盟を結ぶ豪州で68%、日本で60%、同盟関係にないインドで54%だった。クアッドの軍事同盟化を支持する人は、豪印で50%、日米で44%だった。
調査は5月、日米豪印の成人約1000人ずつを対象に実施された。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
日本における対中警戒感は今後も高水準を維持すると予想される
Likely · Within months
クアッド内での軍事協力強化に関する議論は継続される
Possible · Within months
Open Questions
- 調査の具体的な質問項目と方法論の詳細は何か
- 今回の結果と過去の調査との比較で、認識の変化傾向はどうか
- 回答者の属性(年齢、性別、政治的傾向など)の内訳はどうか







