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フィリピンのマルコス大統領夫妻の来日を迎え、天皇・皇后両陛下主催の宮中晩さん会が開催。両国関係の深化と信頼関係の強化を願った。
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国賓として来日したフィリピンのマルコス大統領夫妻を歓迎する天皇、皇后両陛下主催の宮中晩さん会が27日夜、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。天皇陛下は冒頭のあいさつで「過去に苦難の時期もありました」と戦争の歴史に触れ、「両国関係が多くの人々のたゆまぬ献身的な努力の上に築かれていることを胸に刻み、信頼関係がますます深まることを願っています」と述べられた。 晩さん会は両国の閣僚ら92人が出席。皇族方も参加し、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまは初めての参列となった。 両国は今年、国交正常化70周年を迎える。陛下は戦後に深まった文化や防災、宇宙関連など多様な分野での協力関係にも触れた。「海でつながる親しい隣国として、平和で可能性にあふれる未来を共に織りなし、繁栄していくことを期待します」と語った。 晩さん会では「日本の文化である和食を楽しんでいただきたい」という両陛下の意向を踏まえ、前回の晩さん会から和食前菜がメニューに加わった。今回も日本らしさを織り交ぜたコース料理が振る舞われ、出席者は和やかに懇談した。 午前には宮殿「竹の間」で、両陛下と大統領夫妻が懇談し、贈り物の交換もあった。大統領夫妻からはフィリピンの代表的なデザート「ハロハロ」のためのグラスとレシピなどが贈られた。宮内庁によると、以前に面会した際にハロハロが話題になったことがあるという。両陛下からは佐賀錦のハンドバッグなどを贈った。







