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台湾で11月28日に実施される統一地方選まで3か月を切った。与党・民進党は前回選挙で22県市長選のうち5県市しか勝てず大敗しており、巻き返しを図る。特に人口約400万人の新北市長選では、民進党の蘇巧慧候補(50)と国民党の李四川候補(68)が接戦を演じており、頼清徳政権の中間評価となる。
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Why It Matters
台湾では4年に1度の統一地方選が11月28日に実施される。前回選挙では与党・民進党が22県市長選のうち5県市しか勝てず大敗しており、今回の選挙は巻き返しを狙う重要な戦いとなっている。特に人口約400万人の新北市は台湾最大の票田であり、選挙の行方を左右する鍵となる。
台湾で11月28日に投開票される4年に1度の統一地方選まで3カ月を切った。与党・民進党は前回選挙で22県市長選のうち当選者が5県市のみと大敗しており、巻き返しを図る。2024年に発足した頼清徳政権にとって初の大型選挙で、28年の次期総統選に向けた中間評価が下される。立候補届け出は今月4日に締め切られ、選挙戦は早くも熱を帯びている。
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北部の新北市は台北市をドーナツ状に囲む郊外型都市で、台湾最多の人口約400万人を抱える。「台北県」だった時代を含めると最大野党・国民党が20年以上にわたり首長ポストを独占。今回は侯友宜市長(69)の任期満了に伴い、民進、国民両党が有力な候補者を立てた。
民進党候補の蘇巧慧氏(50)は弁護士から地元選出立法委員(国会議員)に転じ、父は行政院長(首相)や旧台北県長を務めた蘇貞昌氏。無党派層にも人気の蔡英文前総統が選対本部長を担う。
「新たな時代を共に切り開こう!」。蘇氏は5日、新北市板橋区の広場で集会を開き、こう呼び掛けた。蔡氏のほか頼総統も駆け付け、蘇氏を「(父親の)果敢なところを継いでいる。初の女性市長として送り込もう」と応援。主催者発表で2万人超が集まり、会社員の張世杰さん(50)は「新北市は国民党市長が長く、交代すべきだ。若さもある蘇さんを支持する」と語った。
一方、高支持率を維持する現市長の後継者を目指す国民党の李四川氏(68)は台北市の技術系公務員出身で、台北、新北、高雄の3市で副市長を歴任した実務派。今月2日、新北市新店区で政策説明会を開いた李氏は、交通網の整備などを約束し「市民の皆さんに尽くす」と訴えた。
各世論調査の結果では両候補が接戦を演じる。説明会に参加した国民党支持者の主婦(68)は「候補者2人の支持率は五分五分。私たちが頑張って(李氏を)押し上げる」と意気込んだ。
22県市のうち民進、国民両党はいずれも19県市に候補者を擁立している。前回22年の統一地方選で国民党は14県市を押さえた一方、敗北した民進党の蔡総統(当時)は党主席(党首)を辞任した。民進党が今回の選挙でも低迷すれば、陣頭指揮を執る頼氏の責任が問われかねない。
台湾師範大の范世平教授は、好調な経済などを背景に、現段階で少なくとも新北市を含む10県市長選で民進党候補が勝つ可能性があると分析。「大票田の新北市を民進党が奪えば、頼総統の再選に大きな弾みがつく」と指摘した。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
新北市長選挙は接戦となるが、民進党の蘇巧慧候補が僅差で勝つ可能性がある
Possible · Within months
Open Questions
- 新北市長選挙の最終的な結果はどうなるか
- 民進党が新北市を制すれば頼清徳政権にどのような影響があるか
- 国民党が新北市を守り切れば党の勢いにどのような影響があるか





