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北九州市の障害者就労施設「創造館クリエイティブハウス」が販売する、障害者が手掛けたクッキーとイラスト入り「アートボックス」が人気を集めている。大手企業からの発注もあり、障害者の工賃向上にもつながっている。
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Why It Matters
障害者就労支援施設「創造館クリエイティブハウス」では、障害を持つ人々が陶器制作、印刷、弁当作りなど様々な仕事に取り組んでいる。今回注目されているのは、施設内の菓子工房で作られるクッキーと、施設所属の画家が描いたイラストが組み合わされた「アートボックス」。
北九州市小倉北区の障害者就労施設が販売しているお菓子入りの「アートボックス」が人気を集めている。中身のクッキーから外側のイラスト、パッケージデザインまですべて障害者が手掛けており、指導員は「一つ一つ愛情を込めてつくっています」と話す。【反田昌平】
NPO法人「列島会」が運営する障害者就労支援施設「創造館クリエイティブハウス」には施設が直接雇用する「就労継続支援A型事業所」と雇用関係にはなく仕事を発注する「同B型事業所」があり、障害を抱えた人が陶器の制作や印刷、弁当作りなどさまざまな仕事に取り組んでいる。
クッキーづくりはA型事業所の菓子工房「ちいさなしあわせ」で、7人が粉やバターなどの計量から生地作り、焼き上げ、ラッピング、こんぽうまで担う。パッケージの個性あふれる絵を描いているのは、B型事業所に所属する画家3人。パッケージデザインは印刷部門が手掛ける。
創造館就労支援事業部の唐川正利部長は「特にB型事業所の方の工賃を上げたかった」。画家の場合、描いた絵を貸し出すなどしているが収入は低い。菓子入りボックスに絵を描くことで1個売れることに賃金を得られる。
2年前に発売してから、洗練された筆づかいやユニークな図柄が人気に。現在は東京に本社がある大手企業が全国の支社向けに発注しており、得意先への手土産などとして活用しているという。
施設内を訪ねると、菓子工房ではメンバーが焼き上がったクッキーを一つ一つ丁寧に袋に詰め、画家は大きな画面に向かって熱心にペンを走らせている。菓子作りの指導員、竹内花織さんは「手間がかかる作業ですが、全員がおいしいものを作り上げたいという思いでがんばっています。一人でも多くのお客様に届けていきたい」と語った。
プレーンやチョコレート、イチゴ味などのクッキーが詰まったアートボックスは1箱540円(税込み)。アートギフトとして4ピースパック(2160円)、6ピースパック(3240円)もある。ウェル戸畑やコムシティなどでも販売している。問い合わせは、ちいさなしあわせ(093・383・2800)。
Open Questions
- 大手企業からの具体的な発注量や頻度
- アートボックスの販売による障害者の工賃向上の具体的な数値
- 今後、新たな商品開発や販路拡大の予定






