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日本赤十字看護大学と太陽工業が、短時間で設営でき真夏でも室温を保てる大型テント「GREEN FLEX」を開発。災害現場での支援拠点や避難場所での活用を目指し、自治体や消防、自衛隊向けに販売。
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Why It Matters
日本赤十字看護大学付属災害救護研究所と太陽工業が、災害現場での支援拠点や避難場所での活用を想定した大型テント「GREEN FLEX」を共同開発した。このテントは短時間で設営でき、真夏でも適度な室温を保つ機能を持つ。
短時間で設営でき、真夏でも適度な室温を保てる大型テントを、日本赤十字看護大学付属災害救護研究所(東京都渋谷区)と太陽工業(本社・世田谷区、大阪市)が共同開発した。災害現場での支援拠点や避難場所としての活用を想定。自治体や消防、自衛隊向けに販売している。
テントは「GREEN FLEX」と名づけた。大人が6人いれば30分程度で設営できる。生地部分に特殊な素材を使ったことで遮熱や放射冷却の機能が高く、真夏に空調がなくても適度な室温に保てる。
日赤災害救護研は各国の紛争地や被災地で人道支援をしてきたが、拠点とするテント内の暑さが課題だった。約30の国と地域で活動してきた外科医の中出雅治さんによると、2015年のネパール大地震では、複数の看護師やスタッフが熱中症の症状を訴え、数日間活動できなかったという。そうした経験から21年に、膜構造技術を強みとする太陽工業に開発を依頼した。
熱中症対策に詳しい済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師は「避難場所には高齢者や基礎疾患のある人が身を寄せるため、暑さは命に関わる」と指摘。「停電などで空調が使えなくても、温度上昇を抑えられるのであれば意義深い。室温が数度違うだけでも、体への負担は大きく変わる」と話した。【森田采花】
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