Quick Look
岩手県大槌町でニッスイ子会社が養殖サーモン(ギンザケ)の生産を拡大。東日本大震災で壊滅した三陸沿岸の養殖業が復興し、大手企業の参入で国産サーモンが急増。ニッスイは2030年までに国内生産量を1万トンに引き上げる目標を掲げる。
AI-generated summary
Why It Matters
これまで輸入ものが大半だったサーモンだが、東日本大震災からの復興が進む三陸沿岸を中心に国産養殖が急増している。大手水産企業も参入し、生産量拡大を目指している。
刺し身やすしでマグロを上回る人気を誇る「生サーモン」。これまでは輸入ものが大半だったが、このところ国産が急増している。国産サーモンの成長のワケとは。
6月1日朝、岩手県大槌町の吉里吉里漁港沖で、体長40~50センチ、重さ2.5キロほどに育った養殖サーモン(ギンザケ)が直径25メートルのいけす12基から次々と水揚げされていた。
手がけるのは水産大手ニッスイの子会社「ニッスイサーモン」だ。サーモンが岸壁まで運ばれ、油圧ショベルの先にぶら下げられた大きな網ですくわれる。電気ショックで気絶させた後、今年から導入した自動の生け締め機を通し、トラックで各地の加工場へと向かっていった。
大槌町では県内で最も早い2020年からサーモンの試験養殖を開始。22年から事業化された。ほぼ順調に生産を増やし、昨年は1300トンに達した。
世界有数の漁場でもある三陸沿岸では、宮城県でサーモン(ギンザケ)の養殖が盛んだった。東日本大震災による津波で一時壊滅したが、近年は回復。秋サケの不漁も背景に新たな収入源を求める漁協や、大手水産企業も加わり、岩手や青森でも広がっている。
ニッスイは30年までに養殖サーモンの国内年間生産量を今の4200トンから1万トンに引き上げる目標で、その7割を大槌町を含む岩手の3漁港で水揚げする計画だ。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
ニッスイは2030年までに国内養殖サーモン生産量を1万トンに引き上げる。
Very likely · Within years
Open Questions
- 国産サーモンの品質と安全性は?
- 輸入サーモンとの価格競争力は?






