欧州中銀、金利据え置き 2会合ぶり、中東情勢見極め
中東情勢によるエネルギー価格高騰の影響を慎重に見極める
Quick Look
欧州中央銀行(ECB)は29日の理事会で、政策金利の据え置きを決定した。中東紛争によるエネルギー価格高騰が続く中、過去の利上げが経済に与える影響を慎重に見極める姿勢を示した。
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Why It Matters
欧州中央銀行は中東の紛争に伴うエネルギー価格の高騰を注視している。今年に入り既に2回の利上げを実施済みである。
【ロンドン時事】欧州中央銀行(ECB)は29日、ユーロ圏の金融政策を協議する定例理事会を開き、政策金利を2会合ぶりに据え置くことを決めた。主要政策金利の一つで、民間銀行がECBに資金を預ける際に適用する中銀預入金利を2.5%のまま維持する。中東での紛争に伴いエネルギー価格の高騰が続いているものの、今年に入り既に2回実施した利上げの経済への影響を慎重に見極める。
ECBは声明で「エネルギーショックの完全な影響はまだ表れていないが、現時点では基調的なインフレは安定しており、賃金に目立った動きは見られない」と分析。ただ「(エネルギーショックの)規模が大きく、長引いていることから、今後はインフレ率を押し上げ、経済成長を低下させる可能性が高い」と指摘した。
Open Questions
- 次回の理事会での金利方針
- エネルギー価格高騰がインフレに与える具体的な影響度


