Quick Look
日本は海外貿易の99%を船舶に依存する島国として、世界第2位のLNG輸入国となった背景から、造船業の再生を目指し官民が連携。補正予算に造船再生基金を盛り込み、2035年度以降に年間3~5隻のLNG運搬船建造を目指す。
AI-generated summary
Why It Matters
日本は島国として海外貿易の99%を船舶に依存しており、LNGの世界第2位の輸入国となっている。造船業は中韓に主導権を譲って久しいが、官民で再生に向けた動きが始まっている。
島国の日本にとって、海外との貿易量(重量ベース)の99%を担う船舶を確保できるのかどうかは、チョークポイント(急所)そのものだ。造船大国の座を中韓両国に譲って久しいものの、世界第2位の輸入量となった液化天然ガス(LNG)の運搬船の建造復活に向け、官民が動き出した。
昨年末の臨時国会閉会後、日本船主協会会長の長沢仁志(日本郵船会長)は、自民党政調会長・小林鷹之のもとを訪れた。小林は元経済安全保障相で、立候補した昨年の自民党総裁選でも造船所を視察するほど、業界への思い入れが強い。
成立したばかりの補正予算には、造船を再生する基金が盛り込まれていた。長沢は小林に予算成立への礼を伝え、こう切り出した。
「日本でLNG運搬船をつくりたい」
手渡した資料を読んだ小林から後日、長沢に電話がかかってきた。「頑張ってください、応援していますから」
政府が今年7月に閣議決定した17分野の成長戦略のひとつに、造船が選ばれた。LNG運搬船については2035年度以降に年間3~5隻を建造することを目指す。
英エネルギー研究所によると…
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
2035年度以降に年間3~5隻のLNG運搬船が日本で建造される
Possible · Within years
Open Questions
- 造船再生基金の具体的な規模はどの程度か
- LNG運搬船の建造に必要な技術力は現在どの程度回復しているか
- 2035年度以降の年間3~5隻の建造目標を達成するための具体的なスケジュールは示されているか






