Quick Look
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本代表が初戦のオランダ戦を迎えた。早朝にもかかわらず、日本各地でファンが集結し、熱狂的な応援を送った。後半に中村敬斗選手が決めた同点ゴールには、多くの会場でサポーターが総立ちになった。
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Why It Matters
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会の日本代表初戦、オランダ戦の様子を各地のパブリックビューイング会場から伝えている。ファンは早朝から集まり、熱狂的に応援している。
サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本代表が初戦を迎えました。
相手は格上のオランダ。グループリーグ突破の鍵となる試合をリアルタイムで応援しようと、早朝にもかかわらず日本各地でファンが集まっています。各地の様子をお伝えします。
後半、中村敬斗のゴールに総立ち
後半12分に中村敬斗選手が同点ゴールを決めると、東京都文京区のパブリックビューイング会場では、サポーターが総立ちになった。
試合前に「中村選手が決めてくれる」と話していた東京都国立市の自営業、藤谷尋也さん(29)は、昨年11月に国立競技場であった日本戦を観戦し、より応援への思いを強めてパブリックビューイングを訪れた。
好きな選手はもちろん中村選手。理由は「ビジュ(アル)が8割」と笑う。だが、「プレースタイルも好き。左から切り込んでシュートを決めてほしい」と期待を込めて応援していた。
期待通り、中村選手がゴールを決めると藤谷さんは満面の笑みで喜んでいた。
前半は0-0「失点する気しない」
序盤から攻め込まれる日本代表に、東京都文京区のパブリックビューイング会場のサポーターは何度も息をのんだ。
前半3分にGK鈴木彩艶選手が好セーブをみせると、会場から歓声があがった。埼玉県の会社員、尾崎弘昌さん(34)は「キーパーは今までの日本代表の中でも1番だと思う。失点する気はしない」と話す。
言葉の通り、鈴木選手が何度も好セーブをみせた。前半を無得点で終え、尾崎さんは「後半勝負。我慢強く守り、攻撃に転じてほしい」と話した。
大阪市のパブリックビューイング会場でも、前半は日本の積極的なディフェンスに拍手が起こった。シュートが外れると落胆の声も上がった。
会社員の千国真二さん(40)は、大阪に住む知人と観戦するため長野県松本市から駆けつけた。仕事は休みを取り、「せっかくなので日本にはぜひ勝ってほしい」と話す。
「攻めるオランダ、カウンターの日本。見ていておもしろい試合です」。活躍が目立つ選手は前田大然選手と鈴木彩艶(ざいおん)選手だという。「大然はディフェンスもカウンターも素晴らしい。鈴木もあれだけ攻められても全てセーブしている」。後半では「得点まで攻めきってほしい」と話した。
岐阜・各務原市役所でも50人が声援
DF鈴木淳之介選手の地元、岐阜県各務原市の市役所では15日、オランダ戦のパブリックビューイングが開かれている。市民ら約50人が駆けつけ、会場は熱気に包まれた。
参加者は青色のうちわに応援メッセージを書いて応援。日本の選手が相手からボールを奪ったり、好機を演出したりすると大きな拍手が巻き起こった。
会場で声援を送っていた黒木雄大さん(25)は「前半に失点しなかったのは大きい。後半の入り、日本の攻撃に期待したい」と話した。
午前4時からトークショー始まる
午前4時すぎ。パブリックビューイング(PV)があるJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」(東京都文京区)では、トークショーが始まった。
午前0時の開場と同時に、徹夜で並んだ約150人のサポーターがモニター前の席を取り合い、まもなく200席の大半が埋まった。
「戦い始まっている」
「選手と同じ気持ちです。もう戦いは始まっているので、応援の準備をしています」。日本代表のユニホームを身にまとい、日の丸のはちまきを巻いた埼玉県川口市の会社員、山口達也さん(47)は試合開始が待ちきれない様子だった。
Jリーグが始まった1993年ごろから国内、海外かかわらず、ずっとサッカーを見てきた。2010年の南アフリカ大会と22年のカタール大会では現地観戦した。
特にカタール大会で勝利したドイツ戦は「感動した」。今年も現地へ行きたかったが、物価高などの関係で諦めた。
14日午後10時にはPV会場に到着。気持ちを込めて、日本から声援を送る。「日本からでも魂を現地に届けることはできる。初戦が大事なことはみんな分かっている。負けなきゃいい、引き分けもしくは勝ってほしい」。
「みんなで熱狂できる」
東京都内に住む会社員の山本真実さん(33)は「めっちゃドキドキしています。試合に出るわけでもないのに」と笑う。
サッカーにはまったのは13年前。広島県に住んでいたときにJリーグの試合を見たことがきっかけだった。カタール大会は映画館でPVした。「みんなで熱狂できることがいい。仕事への活力になる」と話した。
カタール大会で伊東純也選手が好きになった。伊東選手を追っているうちに、同チームに所属していた中村敬斗選手も好きになった。今日は中村選手と伊東選手のユニホームを持って応援する。「2人のコンビネーションが見たい。そして勝ってほしい」と祈った。
大阪・梅田の映画館に380人
JR大阪駅から徒歩4分の映画館「T・ジョイ梅田」でもPVが行われ、試合開始前には約380人のファンたちが集まった。サムライブルーのユニホームだけでなく、タオルなどのグッズを持つ人も。
立命館大学3年の米里康徳さん(20)は、昨晩の居酒屋でのアルバイトが午後10時半に終わってから一睡もせずに応援に臨んだ。顔全体を白く塗り、両頰には赤い絵の具で日の丸を描いている。「初戦が一番大事、ここで勝てたら優勝も見えてくる」
地元大阪出身の前田大然選手のユニホームを身にまとう。「前田選手の前線からのプレスが勝負の鍵になると思った。日本の勝利のために頑張ってほしい」
渋谷で店を探してさまよう人も
東京都渋谷区のスクランブル交差点付近のスポーツバーには15日早朝、試合を観戦しようと多くのサポーターが集まった。多くが事前予約制やチケット制ですでに満席になっている。
埼玉県の会社員男性(40)は有給休暇を申請して渋谷に来たが、空いているスポーツバーがなく、雨の中、店探しをしていた。「渋谷にくればどこか空いていると思ったが、今回は厳しいですね。試合開始までにどこかに入れれば」と困り顔だった。
オランダからも日本に声援
対戦国のオランダでは、現地時間14日午後10時のキックオフ。首都・アムステルダム中心部にある繁華街では、人々がビールを飲みながら大型モニターで観戦した。
オランダ代表を応援するオレンジ色のTシャツを着た現地のファンに混じり、1人、青い日本代表のシャツで応援する日本人の姿があった。オランダ国内の大学院に通う中野智揮さん(24)は「勝つといいなと思います」と話した。
Open Questions
- 試合の結果はどうなったか?
- 今後の日本代表の戦績は?






