China sanctions NZ lawmakers for Taiwan visit
ニュージーランド(NZ)メディアは4日、中国政府が台湾を訪問したNZの国会議員4人に対し、中国への訪問を禁じる制裁措置を科したと報じた。台湾訪問を理由に中国がNZ議員を制裁するのは初めてで、比較的良好な対中関係を維持してきたNZにも波紋が広がっている。
ニュージーランド・ヘラルド紙によると、対象となったのは、与野党の議員4人。5月に超党派で台湾を訪問した後、中国大使館がNZ議会に対し、1年間の入国禁止を通知した。台湾訪問について謝罪した場合は、措置の軽減や解除を検討する可能性があるとも伝えられたという。
NZ外務省報道官は4日、国会議員による台湾訪問は数十年にわたる慣行で、「(中国が主張する)『一つの中国』原則と矛盾しない」と説明。今回の措置について「驚きを隠せなかった」と述べ、中国側に懸念を伝える方針を示した。
在NZ中国大使館は4日に発表した声明で、「NZの少数の国会議員が、再三の警告を顧みず、国会議員としての立場で台湾を訪問し、現地の複数の政治家と会った」と指摘。「これらの行動は『一つの中国』原則に違反し、内政干渉にあたる」と説明した。「民進党当局や台湾独立勢力に誤ったメッセージを送ることになった」とも主張した。
ロイター通信によると、台湾外交部も4日、中国の措置を強く非難し、「台湾と『国際的な友人』との関係に干渉する権利はない」と抗議した。【バンコク国本愛、北京・畠山哲郎】





