ソフトバンク子会社にランサムウェア攻撃か 自治体でシステム障害
Quick Look
IDCフロンティアは7日、自社のクラウドサービス『IDCFクラウド』にランサムウェアによるサイバー攻撃があり、システム障害が発生したと発表した。影響範囲は契約している495の企業・自治体に及ぶ。個人情報の流出有無は確認中。茨城県と県警のホームページも同様に閲覧不能となり、復旧の見通しは立っていない。県はソフトバンクからクラウド内のデータセンターで電源障害が起きたという説明を受けたが、ランサムウェア攻撃による影響かどうかは説明を受けていないと述べている。
AI-generated summary
Why It Matters
IDCフロンティアはソフトバンクの子会社で、企業向けクラウドサービス『IDCFクラウド』を提供している。ランサムウェアは身代金を要求するマルウェアの一種で、近年企業や自治体を標的とした攻撃が増加している。
企業向けのクラウドサービスを提供している「IDCフロンティア」(東京都千代田区)は7日、同社のサービスにランサムウェア(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃があり、システム障害が起きていると発表した。影響範囲について、同社はサービスを「契約している495の企業や自治体」だとしている。個人情報が流出したかは「確認中」という。
攻撃があったのは、企業や自治体がホームページなどを運用するために利用するクラウドサービス「IDCFクラウド」。一部が攻撃にあったとみられるという。
IDCフロンティアによると、利用者がどのような用途でこのサービスを利用しているかや、どのような情報を保管しているかは「確認できていない」という。
7日午前3時40分ごろ、システム障害が発生したという。
IDCフロンティアは、ソフトバンクの子会社。同社は、ホームページで「詳細な原因の特定および影響範囲の調査を継続して進めています。対象のお客さまには個別にご連絡をしています」などと説明している。
茨城県や県警のホームページで障害発生 復旧の見通したたず
茨城県は7日、県のホームページ(HP)で障害が発生し、閲覧できなくなっていると発表した。県によると、復旧の見通しはたっておらず、県にHPのサービスを提供しているソフトバンクが原因を調査している。
県情報システム課によると、HPは午後8時現在も閲覧できない状況が続いている。データに個人情報は含まれていないという。同課によると、ソフトバンクからは「サービスを提供するためのクラウド内のデータセンターで電源障害が起きた」と説明があった。データセンターの管理は、IDCフロンティアが担っているという。
同課の担当者は「ランサムウエア攻撃による影響かどうかは説明を受けていない」と話す。
県管財課によると、県民から50件ほどの問い合わせがきているという。
県への補助金申請など行政手続きそのものは、別の県のサイト「いばらき電子申請・届け出サービス」で受け付けていて、いまのところ県民サービスに影響は出ていないという。
県警のHPも同様に閲覧できなくなっている。県警によると、運転免許更新の予約などHPにかかわるトラブルは報告されていないという。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
IDCフロンティアとソフトバンクが原因調査の結果を公表し、復旧作業の進捗を報告する
Very likely · Within days
茨城県と県警が代替手段による情報発信または復旧の見通しを更新する
Likely · Within days
Open Questions
- 攻撃の具体的な侵入経路は何か
- データの暗号化または盗難の範囲はどの程度か
- 復旧に必要な見積もり時間はどのくらいか
- ランサムウェアの種類または攻撃者の特定は可能か



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