Quick Look
最新調査によると、物価高を背景に国内旅行者数が減少。旅行費用高騰が主な理由。情報源として公式サイトへの信頼が高く、ホテル・旅館の公式サイトからの直接予約が伸長。若年層では「推し活」など目的の旅行も増加。
AI-generated summary
Why It Matters
20~69歳の男女を対象とした国内旅行に関するインターネット調査の結果が発表された。
信頼できる情報源について聞くと「公式サイトや公式SNSの情報」が57.3%で最多となっている。「旅行予約サイト・アプリの情報」(47.4%)、「Googleマップの情報・口コミ」(43.1%)が続いた。一方「生成AIの回答」を信頼すると回答した人は10.9%にとどまり、生成AIやSNSで比較・検討を進めながらも、最終的な意思決定では「確かな公式情報」を重視する傾向がみられた。
直近1年以内に国内旅行をした人の割合は58.6%で、24年調査の68.8%から10.2ポイント減少した。旅行に行かない理由については「旅行に興味がない」よりも「旅行費用が高い」が上回った。特に40代のファミリー層を中心に、物価高による経済的負担が旅行を控える要因となっている。
旅行の同行者について尋ねると「夫婦・パートナー」「家族」に次いで「1人」が25%を占め「友人」を上回った。
旅行の目的については「温泉」(37.0%)、「レジャー施設・テーマパーク」(31.3%)、「ご当地グルメ」(27.4%)が上位に入っている。物価高や価値観の変化で旅行離れが進む一方、若年層を中心に「推し活」や「聖地巡礼」を目的とした旅行も10%以上みられた。誰かと予定を合わせるより、自身のペースやタイムパフォーマンスを重視する旅行スタイルが広がっていることがうかがえる。
宿泊予約時に利用するサービスについては、1位が「楽天トラベル」(37.3%)、2位が「じゃらん」(18.6%)で全体の55%を占めた。2024年度の調査では、オンライン旅行予約サイトがTOP3を占めていた。今回は3位に「ホテル・旅館の公式サイト」(12.7%)が入り、前回の4%から3倍に伸長した。
公式サイトを利用する理由については「価格が安い」が多く挙がり、価格面での優位性を背景に、直接予約が拡大していることが分かった。
調査は、20~69歳の男女2139人を対象とした「国内旅行の状況調査」と、直近1年以内に国内旅行をした20~69歳の男女220人を対象とした「直近1年間の国内旅行実態調査」の計2回、インターネットで実施した。調査期間はそれぞれ5月12~19日、5月19~20日。
Open Questions
- 物価高が今後さらに旅行行動にどう影響するか?
- 直接予約の伸長はオンライン旅行予約サイトの戦略にどう影響するか?






