Quick Look
大阪・道頓堀にあった「最後の大劇場」大阪松竹座が、103年の歴史に幕を下ろした。かつて芝居町として栄えたこの地で、劇場閉館は単なる興行施設の喪失以上の意味を持つと指摘。インバウンドで賑わう現代の道頓堀と、かつての芝居町の関係性を考察する。
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Why It Matters
大阪の道頓堀にはかつて10を超える芝居小屋があり、400年の歴史を持つ芝居町だった。しかし、5月に「最後の大劇場」とされる大阪松竹座が閉館した。
400年の歴史を持つ芝居町が大阪にあることを知っていますか。
いまやインバウンドの観光客で大にぎわいの道頓堀には、かつて10を超す芝居小屋が軒を連ねていたと言われています。
5月、その「最後の大劇場」が幕を下ろしました。興行施設が一つなくなっただけ――。果たしてそうでしょうか。
学芸部で演劇や古典芸能の取材を続けてきた関雄輔記者が、街と劇場の関係を考えます。
◇「道頓堀最後の大劇場」大阪松竹座が閉館
◇関雄輔(学芸部)
「いつの時代も主役はお客様でした」
最後の公演「御名残五月大歌舞伎」が千秋楽を迎えた26日午後9時過ぎ、劇場前で秀邦彦支配人が感謝の言葉を述べ、頭を下げた
大勢の人々から「松竹座ありがとう!」などの声が飛ぶ中、大阪松竹座は103年の歩みに幕を下ろした。
それが意味するのは、「老舗劇場の閉館」だけにとどまらない。
今や「食い倒れ」のイメージが強い道頓堀だが、かつては…
Open Questions
- 劇場閉館は街にどのような影響を与えるか
- 道頓堀の文化は今後どう変化するか






