
横浜が投打で圧倒し6-0で花巻東に勝利。エース織田が完封、堅い守備で3試合連続無失策を継続。
第108回全国高校野球選手権大会の準々決勝で、横浜が花巻東を6-0で下し勝利した。先発の織田翔希が最速156キロの直球で完封し、鉄壁の守備で相手を圧倒。花巻東は古城大翔が2安打を放つも力負けした。
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横浜は昨夏の準々決勝で県岐阜商に延長11回でサヨナラ負けを喫していた。花巻東は5季連続の甲子園出場。
(18日、第108回全国高校野球選手権大会準々決勝 横浜6―0花巻東)
横浜が投打でつけいる隙を与えなかった。一回に田島陽翔の二塁打を足がかりに先制。四、五回は、6単打を集めて2点ずつを奪った。先発の織田翔希は最速156キロの直球で押して完封。花巻東は三回2死一、二塁で同点にできなかったのが痛かった。
横浜、鉄壁の守備 江坂「肩に自信ある」
横浜は3試合連続の無失策。鉄壁の守備で、エース織田翔希の存在をさらに輝かせている。
試合の流れを大きく引き寄せたのは、1点リードの三回の守りだ。左翼手の江坂佳史は、相手の4番の長打を警戒し、定位置より後ろに守っていた。
それを打球への反応の早さでカバーする。三遊間をゴロで抜けた打球に猛チャージし、「いける」。カットを挟まず、捕手のミットにストライク送球。同点を許さなかった。「肩には自信があるので、やっと見せられてよかった」。直後の四回に2点を追加し、主導権をがっちりと握った。
横浜は昨夏、県岐阜商との準々決勝で延長11回の激闘の末、サヨナラ負けしていた。第3試合、三塁側ベンチで、先攻め。この日の状況は昨夏と同じだった。
それでも江坂は「去年は去年。今は自分たちの代なので、やるべきことだけに集中していた」。言葉には、この1年で積み重ねてきた自信とプライドがにじんでいた。
花巻東、意地の2安打 古城「集大成出せた」
花巻東の主将で4番の古城大翔が、横浜のエース織田翔希から2安打を放ち、意地を見せた。
最速157キロ右腕を前に「ヒット1本も出ずに終わるんじゃないか」とさえ思っていたが、三回に左翼へ安打を放つと、六回には154キロの直球を中前に打ち返した。「集大成になった」と胸を張った。
5季連続の甲子園で、古城はいずれも4番。今夏も15打数7安打の活躍を見せた。春に骨折した足の痛みとの戦いでもあったが、「いまは仲間と野球ができなくなる心の傷の方が痛い」。
甲子園の土は持ち帰らない。満員のスタンドを目に焼き付け、次の舞台に向けて歩き始める。
花巻東・佐々木洋監督
「横浜の堅い守りと投手力のレベルは数段上で、力負けだった。まるで社会人チームと戦っているみたいだった」
花巻東・荒川京太外野手
九回2死一塁から代打で154キロを右前安打。「支えてくれた人たちが打たせてくれた。感謝しかない」
大会記録
無失策試合=横浜―花巻東 今大会7度目。
神奈川勢が岩手勢に夏初勝利

伝統の強打だけでなく、緻密な作戦とチームの結束力で智弁和歌山が優勝。八回に逆転を許すも、スクイズや継投で試合をひっくり返し、主将の松本を中心にミスを補い合うチーム作りが結実した。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で、智弁和歌山が健大高崎を4-3で下し優勝。八回に健大高崎に逆転を許すも、智弁和歌山は動じずスクイズや犠打で再逆転。精神的な平常心とチームの結束が勝利を呼び込んだ。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で智弁和歌山が健大高崎に4-3で競り勝ち、夏4度目の優勝を果たした。和歌山県勢の夏制覇は単独2位の9度目。

智弁和歌山を全国選手権大会優勝へと導いた中谷仁監督。就任3年目だった2021年以来、5年ぶり2度目の頂点に立った。「日本一コミュニケーションを取るチーム」をスローガンに掲げ、選手が伸び伸びとプレーできる環境づくりに奔走した。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で、智弁和歌山高校が健大高崎高校を4-3で破り、5年ぶり4度目の優勝を決めた。智弁和歌山の選手や監督のコメント、試合の詳細を紹介。

第108回全国高校野球選手権大会は22日に決勝を迎える。4度目の優勝を狙う智弁和歌山と、初優勝を目指す健大高崎が対戦。継投で勝ち上がった健大高崎の守備力と、強打を誇る智弁和歌山の攻撃力がぶつかり合う。