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九州観光機構は、九州電力出身の青木計世氏とJTB出身の松隈和子氏を新たに常務理事に任命した。女性役員の視点を重視し、観光客誘致や地域活性化を目指す。会長は女性の視点の重要性を強調し、役員体制は19人に増強された。
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Why It Matters
九州観光機構は、九州への観光客誘致などを手がける組織である。これまで役員に女性が少なかった。
九州観光機構は18日付で常務理事ポストを新設し、九州電力出身の青木計世(かずよ)氏(60)と、JTB出身の松隈(まつぐま)和子氏(59)の女性2人を任命したと発表した。機構は九州への観光客誘致などを手がけており、女性役員の視点を重視して事業を進めたい考え。
記者会見した青木氏は「(観光は)九州全体を元気にする基幹産業として伸ばすべき分野だ。しっかり頑張りたい」と抱負を語った。松隈氏は「女性が選ぶ観光地、女性による観光地作りは、必ずシニアやインバウンド(訪日客)のお客様にも選んでもらえる。女性の視点を生かしたい」と述べた。
会見に同席した唐池恒二会長(JR九州相談役)は「家族でも観光の主導権を握るのは女性だが、観光関連団体の幹部に女性が少なかった。最適な方が運良く見つかった」と話した。
機構の理事職はこれまで17人体制だった。会長と副会長、専務理事のほか、14人の理事は九州各県の部局長や航空、鉄道、旅行会社の幹部らが務めており、女性は理事の1人だけだった。常務理事が新設され、役員は19人に増えた。
青木氏は九州電力の執行役員や九電みらいエナジー副社長などを歴任。観光を担当するのは初めてで「今までにない視点を盛り込んでいきたい」と語った。松隈氏は「実務を担う女性2人が理事会で直接詳しく説明できる。良い変化をもたらす大きな一歩だ」と意気込んだ。
専務理事事も5年ぶりに交代し、リクルート出身の浜崎隆氏が就任した。2005年の機構発足以来、専務理事はJR九州とJTB出身者が務めており、リクルート出身者は初めて。【宇都宮裕一】
Open Questions
- 新体制による具体的な観光振興策は?
- 女性視点がインバウンド誘致にどう貢献するか?






