
東京大学大学院医学系研究科と東京都監察医務院の研究により、日中の最高気温が27.1度を超えると熱中症による死亡リスクが高まることが明らかになった。さらに、33度超えでエアコンなしの死亡リスクがエアコンありの3倍以上に達する。
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東京大大学院医学系研究科と東京都監察医務院は19日、日中の最高気温が27・1度を超えると熱中症の死亡リスクが高まるとの研究成果を発表した。 研究チームは2013~23年に東京23区で熱中症で亡くなった1447人について、発見時の気象条件やエアコンの有無、解剖結果などを基に分析。その結果、日中の最高気温が27・1度を超えると死亡リスクが高まるほか、33度を超えるとエアコンを設置していない人はエアコンを使っている人に比べ死亡リスクが3倍以上になることが判明した。気温が高くなるほどリスクは高まり、36度で7倍に達するとした。 研究チームは「27・1度を超え始めると命にかかわる危険性が急激に高まる。体調不良を感じたらエアコンを利用したり、水分補給したりし、良くならない場合は医療機関を受診してほしい」としている。【田中綾乃】

島津製作所が開発した感染性ぶどう膜炎のPCR検査キット、7月より販売開始。9種類の病原体を一度に検出可能。年間約1万1千件の検査需要を見込む。
東京大学国際高等研究所新世代感染症センターと東北大学大学院医学系研究科の研究チームは、ワクチンに関する誤情報とCOVID-19ワクチン接種意向の関係を調べた。2021年9~10月のオンライン調査「JACSIS」のデータを用いて、誤情報を信じる程度と接種意向の関連性を分析した。結果、誤情報を信じる人ほど接種を拒む傾向が見られたが、接種拒否の理由は複数あることが示された。

富山大学の研究グループは、仕事以外で平日に4時間以上インターネットを利用する人が、抑うつ症状を有する傾向が強いことを発表。仕事中の電子機器利用時間と抑うつ症状の関連は見られなかった。

高額療養費制度が8月から大幅に見直される。医療費抑制のため、月ごとの自己負担上限額を年収に応じて引き上げる。来年8月までに2段階で実施し、最終的な上げ幅は4〜38%程度になる。長期療養者の負担軽減に向けて年間上限額も新設する。

北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で2028年初頭にブタの腎臓を人間に植える異種移植の治験が実施予定。米中で先行する技術を基に、日本で初の実践を目指す。

政府は、熱中症対策の実行計画を見直し、死者数を1000人未満にする目標を掲げる。クーリングシェルターの指定市区町村を2030年までに100%にすることも検討。高齢者や労働者向け対策を強化する。