
新病院には分娩室を整備し、将来的な実施の可能性を残す方針
石川県の検討会は、奥能登地域に整備する新病院で分娩を行わず、七尾市以南の病院と連携する方針で合意した。一方で、将来的な分娩実施を見据え、新病院に分娩室を整備することも決定した。
AI-generated summary
奥能登地域における医療体制の再編と、新病院のあり方についての検討が進められている。分娩数が限られる中での24時間365日対応の困難さが議論の焦点となっていた。
奥能登地域に整備する新病院のあり方を話し合う石川県の検討会は27日、新病院で分娩(ぶんべん)は行わず、七尾市以南の病院で対応する体制をめざすことで合意した。医療人材確保などに努め、環境が整ったときには分娩を実施できるようにと、新病院に分娩室を整備することも決めた。
焦点だった奥能登での分娩をめぐる議論は、医療関係者らでつくる分科会が7月に出した結論に沿う形で決着した。県は、能登空港近くで6~7年後の開院をめざし、今年度中に新病院の基本構想をまとめる。
新病院は妊婦健診や産後ケアを担い、分娩に対応する七尾市や金沢市の病院と連携して、一体的に周産期医療を提供する――。今年5月、県はこうした「ワンホスピタル体制」を検討会に提案。その後設置された産科医療の専門家らを交えた分科会は、分娩数が限られる奥能登では24時間365日対応できる医療体制の確保は困難として、県の案を「適当」と結論づけた。一方で、「地元で分娩したい」との願いに応える努力も必要とし、さまざまな可能性を探るとともに、分娩できるハード面での対応を求めていた。
この日の検討会では、分科会の「とりまとめ」を県側が説明。奥能登4市町の首長や公立病院長からは、ワンホスピタル体制について「現状ではやむを得ない」などとして異論は出なかった。
分娩室の整備については評価の声が上がった。珠洲市の泉谷満寿裕市長は「復興の大きな希望。何とか開院までに分娩が可能になる形で進めてほしい」と期待を示した。
検討会の谷内江昭宏座長は取材に対して、分娩室の整備は「可能性を閉ざさない」ためと説明。「医療者側だけに責任を預けるのではなく、人口を増やすための様々な努力をし、結果として若い人が増え、分娩が増えてくる中で、(分娩に必要な)チームを置く価値が出てくる。すごく高いハードルになる」と述べた。山野之義知事は、「最善の努力をしていくことに尽きる」と語った。
AI outlook — possibilities, not facts
今年度中に新病院の基本構想をまとめる
Very likely · Within months

多くの避難者が暮らす熊本地震の被災地に、九州・山口から医療従事者が集まり支援にあたっている。長崎県の泉川卓也医師は、これまでにない35度を超える過酷な暑さと脱水症状への対応を語った。

医療機器販売のスミス・アンド・ネフューが、複数病院から患者のX線画像を不当に入手していた疑いが浮上。グループチャットに画像や患者情報を投稿していた。病院側は原則無許可で、適切な手続きが取られていなかったと説明している。

京都大学医学部付属病院で、脳腫瘍手術中、誤って正常な部位を摘出した医療事故が起きた。50代女性患者は手足が動かず自発呼吸不可能な状態。

「第13回 猛暑対策展」で、深部体温を効率よく下げることを目的とした熱中症対策グッズが多数展示された。イガラシは、約10秒で展開し全身を冷やせる「ワンタッチアイスバス」を発売し、野外での熱中症重症化防止に貢献する。

最大震度7を観測した熊本地震により、熊本県八代市の医療機関が被災。断水による水不足で人工透析や手術に支障が出ており、薬の在庫も不足。患者の命と健康を守るため、自衛隊の給水支援を受けながら、医療スタッフが懸命に復旧と対応に当たっている。

熊本県内で発生した地震による死者が38人に増加し、車中泊中の70代女性が熱中症で死亡した初の災害関連死の疑い例が確認された。猛暑が続く中、県と国は二次避難の準備を急いでいる。