
ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流災害により、死者は768人に達し、日本人5人を含む3000人以上が行方不明となっている。氷河崩壊が原因とされ、時速180キロで到達した土石流は広範囲に甚大な被害をもたらした。救助活動は悪天候により難航している。
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標高5200メートル地点での氷河崩壊が土石流を引き起こした。被災範囲は70万平方メートルに及ぶ。
【カトマンズ、香港時事】ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流災害は死者が30日までに両国合わせて768人に達し、行方不明者は日本人観光客5人を含む3000人超となった。30日に中国メディアが報じた当局の分析によると、土石流は時速180キロで崩落。発生から約7分で、約22キロ離れたチベット自治区吉隆県の国境検問所に到達した。
分析によると、日本時間26日午前11時52分ごろ、標高5200メートル地点で氷河が崩壊。岩を巻き込み同1800メートル地点までなだれ落ちた。被災範囲は東京ドーム15個分に相当する70万平方メートルに及んだ。当局は「住民に避難する時間はほとんどなかった」と述べた。
インド政府は29日、ヒマラヤ山脈の監視活動を強化すると発表した。地形が似ており、氷河が解けて同様の災害が起きる可能性があるという。
中国国営中央テレビによると、川がふさがれて中国側にできた「せき止め湖」は決壊リスクが低下した。しかし、約3キロ下流で地滑りが発生し、新たなせき止め湖が形成されつつあることが29日夜、ドローンによって確認された。国境検問所があった一帯で捜索活動に当たっていた救援隊員らは、安全な場所への退避を余儀なくされた。
AFP通信などによると、ネパール側で752人、中国側で16人が死亡し、行方不明者数はネパール側で2502人、中国側で546人。インド当局は、ネパールから流れる川で7人の遺体を発見したと明らかにした。
ネパール当局は30日、100人以上が取り残された水力発電所で救助に当たったが、悪天候で作業は難航。インドと中国は救助に向け専門家を派遣した。

ネパールと中国で発生した大規模土石流は、気候変動による氷河の急速な融解が原因と指摘されている。専門家は、ヒマラヤ地域の災害リスク低減に向け、国境を越えたリアルタイムの情報共有システムと国際的な協力体制の構築を強く訴えた。

気象庁は30日、福井県に大雨特別警報を発表。福井市、大野市、勝山市などで河川氾濫や浸水被害が発生し、計30万人以上に緊急安全確保が発令された。線状降水帯は発生していないが、長時間の降雨により観測史上最多の雨量を記録した。

気象庁は30日午前4時半に福井県の福井市、大野市、勝山市にレベル5大雨特別警報を発表し、その後レベル4に切り替えた。24時間降水量は観測史上最多となり、荒川などで氾濫が発生。床上・床下浸水や車両の立ち往生が報告され、福井県は6市町に災害救助法を適用した。

気象庁は30日午前4時半に福井県にレベル5大雨特別警報を発表し、命の危険がある状況でただちに安全を確保するよう呼びかけた。福井市、大野市、勝山市が対象で、1時間降水量は観測史上最多を記録。冠水や車の立ち往生の通報が相次ぎ、ダムの緊急放流の可能性も指摘されている。

気象庁は30日午前4時半に福井県にレベル5大雨特別警報を発表し、命の危険がある状況でただちに安全を確保するよう呼びかけた。対象は福井市、大野市、勝山市で、1時間降水量は福井市美山で64.0ミリ、坂井市春江で57.0ミリと観測史上最多を記録。複数の川で氾濫発生水位を超えるおそれがある。

線状降水帯による記録的な大雨に見舞われた北陸地方。石川県羽咋市では川の氾濫により自宅が浸水し、住民が当時の切迫した状況を振り返った。