
土石流再発恐れる住民 せき止め湖「水位注視」―ネパール
ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流災害において、川がふさがれてできた「せき止め湖」の決壊リスクが救援活動の大きな障壁となっている。天候悪化による水位上昇が懸念され、生存者の捜索は困難を極めている。
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ネパールと中国の国境地帯で土石流が発生し、川がせき止められたことで湖が形成されている。現場は高山地帯の険しい谷間であり、二次災害のリスクが高い。
【北京時事】ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流災害で、救援活動の妨げとなっているのが、川がふさがれてできた「せき止め湖」の存在だ。中国側のチベット自治区シガツェは29日、雨交じりの天候となった。せき止め湖の水量が増えて決壊する恐れがあり、現場では警戒が続く。
「誰かいますか。誰かいますか」。土石流の直撃を受け跡形もなくなった国境検問所一帯で、中国の救援隊が同日、生存者の捜索活動を本格的に始めた。観光客や出入国管理・税関の職員が多数行方不明になっているとみられるが、付近の道が寸断され、現場で活動する人員は限られている。
せき止め湖が決壊した場合、検問所があった一帯に一気に大量の水や土砂が流れ込むと予想されるため、現場では二次災害を懸念しながらの難しい救援活動を強いられている。高山地帯の険しい谷あいで、決壊時にはほぼ逃げ場がない地形だ。
国営中央テレビなどによると、せき止め湖にたまった水は下流域への流出が続き、決壊のリスクは一時的に低下。しかし、30日にかけて雨脚が強まる予報となっており、同テレビは貯水量が再び増えて決壊リスクが高まる可能性を指摘した。
AI outlook — possibilities, not facts
雨脚が強まった場合、せき止め湖の決壊リスクが高まる。
Likely · Within days

ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流災害により、死者が633人に達し、日本人5人を含む約3000人が行方不明となっている。ネパール政府は復興に最大50億ドルが必要と国際社会に支援を要請した。発生から72時間が経過し、救助活動が続いている。

ネパール中部ヌワコット郡ビドゥール地区で土石流が発生し、住宅や鉄橋が破壊された。死者633人、行方不明者3000人に上る甚大な被害が出ており、住民は避難所生活を余儀なくされている。せき止め湖の決壊による二次災害への懸念も高まっている。

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