
高校入試との評価連動に懸念、新たな学習圧力を危惧
不登校児向けの「特別の教育課程」導入に対し、支援者らが文科省へ要望書を提出。特に評価を高校入試に反映させる仕組みが、子どもに新たな学習圧力を与え、回復の芽を摘む可能性があるとして慎重な設計を求めた。
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文部科学省は2030年度の学習指導要領改訂に向け、不登校児への学習計画作成と評価を行う「特別の教育課程」の導入を検討している。
次の学習指導要領の改訂に合わせ、不登校の子ども一人ひとりに学校が学習計画を作って評価できる「特別の教育課程」の導入が検討されている。これに対し、不登校の支援者らが、慎重な制度設計を求める要望書を文部科学省に提出した。特に、評価と高校入試を結びつけることは「新たな学習圧力を生む」とし、強い懸念を示した。
要望書を提出したのは、NPO法人「多様な学びプロジェクト」代表理事の生駒知里さんや、認定NPO法人「フリースペースたまりば」理事長の西野博之さんら。8月31日に要望書を提出後、会見を開いた。
新制度の枠組みは、休み始めや回復途上で「学びに向かえる状態」などと判断された小中学生が対象▽学習場所は主に校内外の教育支援センター▽評価は下学年の学び直しなども踏まえ5段階評価にならい「4※」のような表記ができる――など。今後詳細を記した「運用の手引き」を作り、2030年度以降に始まる次の学習指導要領に先行して、2028年度から段階的に実施する方向だ。
評価については、文科省の有識者会議のまとめの中で「高校入試の中で適切に勘案されることを目指すべきだ」とされている。
「回復の芽がかえって摘み取られないか心配」
これに対して、要望書では周…
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2028年度から段階的に制度が実施される予定
Likely · Within years
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