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京都大学次期学長選出に職員組合が疑問表明、再投票と説明要求
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毎日新聞10h agoEducation3 min readJapan

京都大学次期学長選出に職員組合が疑問表明、再投票と説明要求

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京都大学職員組合中央執行委員会は、次期学長選出で教職員の意向調査3位だった立川康人氏(62)が選ばれたことに疑問を呈し、決戦投票や選考理由の説明を求める声明を発表した。組合は、教職員の意思を反映していないと批判し、選考基準の公開などを要求している。

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Why It Matters

京都大学の次期学長選考で、教職員の意向調査で3位だった副学長が選出されたことに対し、職員組合が疑問を呈し、再投票や説明を求めている。

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京都大の次期(第28代)学長について、教職員による意向調査(投票)で候補者6人中3位だった副学長(京大将来ビジョン担当)の立川康人氏(62)が選出されたのは疑問だとして、京大職員組合中央執行委員会が19日、学長選考・監察会議に決戦投票や説明を求める声明をホームページに掲載した。

教職員の意向調査、結果は

任期が10月から6年間の次期学長の選考は6月15日に意向調査が実施され、得票は▽副学長・理事で元工学研究科長の椹木(さわらぎ)哲夫氏が478票(得票率33・3%)▽農学研究科長の田尾龍太郎氏が301票(同21・0%)▽立川氏が299票(同20・8%)▽元人間・環境学研究科長の浅野耕太氏が213票(同14・8%)▽医学研究科長の波多野悦朗氏が97票(同6・8%)▽副学長・理事で元経済学研究科長の江上雅彦氏が48票(同3・3%)の順だった。

その上で学長選考・監察会議は16日、立川氏を「自由の学風のもと、対話を重視したリーダーシップにより、国際卓越研究大学としての変革を安定的かつ強力にけん引することが期待できる」などとして選出し発表した。

これに対し、声明は過半数の得票者がいないのに選出するのは「教職員の意思を反映したものとは言いがたい。正当性、公平性の観点からも大きな疑義が付される」として、上位者についての再意向調査(決戦投票)の実施を求めている。

3位の人物の選出については「有権者たる教職員、さらに学内構成員すべてに対する冒とく」と批判し、学長選考・監察会議の平野俊夫議長に選考理由を公開の場で説明することを要求。選出基準の具体的な説明、議事録の公開、再意向調査の議論の有無などの説明を求めている。

得票「3位」選出の理由は

学長選考・監察会議が16日夜に開いた発表の記者会見でも、3番目の得票者を選出することに問題はないかとの質問が出ていた。平野議長は「6人の所信表明書や個別面談なども総合的に勘案して全会一致で決めた」「決戦投票も議論したが、我々として面談し議論して責任を持って選んだ」などと説明した。

また平野議長は「国際卓越研究大学は研究に軸足を置くため、学部教育をどうするかも問題になり、学内ではいろいろな意見がある」とも言及。立川氏について「対話を重視することを面談で何回も聞いた。研究にかじを切りつつ学部教育も非常に重要だという困難(な課題)を具体的に解決しようという意思が見られた」などと評価していた。

一方、平野議長は会見で「この判断の結果が良かったかどうかは、これから先の(立川氏の任期の)6年間で分かる」とも述べていた。職員組合の声明はこの発言も取り上げ、「判断が適切でなかったと判明した場合はどう責任を取るのか」ともただしている。【太田裕之】

Open Questions

  • 選考基準の具体的な説明は?
  • 議事録の公開は?
  • 再意向調査の議論の有無は?

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This article was originally published by 毎日新聞.

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