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ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、イーロン・マスク氏が提唱する宇宙データセンター構想について、電気代のメリットよりもコストや通信遅延のデメリットが大きいとして否定的な見解を示した。地球上でのデータセンター構築に注力する方針を表明。
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ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は、イーロン・マスク氏が提唱する宇宙データセンター構想について、コストや通信遅延のデメリットを理由に否定的な見解を示した。同氏は地球上でのデータセンター構築に注力する方針を表明。
ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼社長は23日、米実業家イーロン・マスク氏が提唱する宇宙データセンター(DC)に参入する可能性を問われ「メリットは電気代だが宇宙に持っていくコストや通信の遅延といったデメリットもある」として否定的な考えを示した。
マスク氏は近年、宇宙空間での人工知能(AI)向けDCの整備構想を掲げており、理由の一つに効率的な太陽光発電の可能性を挙げている。一方のSBGは近年、AI向けの投資に注力し、国内外でAI向けDCの整備を進めている。
孫氏は宇宙DC構想について「電気代が安くなるのが一番のメリットだが、DCで電気代は全体のコストの7%ぐらい。宇宙で仮に半分に減ったとしても、持っていくためのコストやメンテナンス、通信の遅延といったデメリットとのせめぎ合いになる」と説明した。
そのうえで「(宇宙DCへの投資が)成果になるにはまだ10年以上かかると思う。目の前の十数年が重要で、我々は地球上でのDCの構築に取り組む」と述べた。
孫氏は同日開かれたソフトバンクの株主総会に創業者取締役として登壇し、SBGの立場からの回答を求められて発言した。【渡辺暢】
Open Questions
- マスク氏の宇宙DC構想の具体的な進捗は?
- SBGが地球上で構築するDCの規模と投資額は?






