Microsoft Defender Experts Threat Intelligenceのアップデート、外部データソース対応を拡張
Quick Look
Microsoft Defender Experts Threat Intelligenceがアップデートされ、Microsoft Defender Experts MDRにおいてMicrosoft Sentinelに取り込まれた外部データソースへの対応を拡張。Palo Alto Networks、AWS、Oktaなどの製品データも検知・対応・脅威ハンティングの対象に追加。MDR P2で利用可能。
AI-generated summary
Why It Matters
Microsoftはセキュリティ製品群の連携と機能拡張を進めており、特にハイブリッドクラウド環境における脅威検知と対応能力の向上に注力している。
「Microsoft Defender Experts Threat Intelligence」は、地域や業種、リスク特性に応じた脅威情報と実践的な知見を提供し、脅威予測やリスク評価、判断を支援するサービスだ。今回のアップデートでは、「Microsoft Defender Experts MDR」において、「Microsoft Sentinel」に取り込まれた外部データソースへ対応を拡張した。24時間体制の検知・対応や脅威ハンティングの対象を、Microsoft製品のデータに加え、Palo Alto NetworksやAmazon Web Services(AWS)、Oktaなどの製品にも拡大する。なお、本機能は「MDR P2」で利用可能だ。
「Microsoft Entra Tenant Governance」は、組織の複数テナントを単一画面で把握可能にする。集中管理ポリシーとテナント横断の委任管理により、シャドーテナントのリスク低減やポリシー設定、構成ずれの監視を支援し、AI活用時のID基盤を強化する。
Microsoft Intuneにおいては、Windows Autopilot device associationにより、管理者が端末を自社テナントへ関連付け、事前登録時の設定を構成できる。初回利用時の設定調整や端末名変更で導入時の負担を減らす。Windows Unattended Support with Remote Sign-InではIT担当者らが利用者の操作なしで端末へ遠隔サインインできる。役割別権限やコンプライアンス確認、セッション監査も備える。
Microsoft Purviewの自動ラベル付与ポリシーは、「Microsoft SharePoint」と「Microsoft OneDrive」の処理上限を1日10万件から50万件へ引き上げた。対象を広げ、暗号化や情報漏えい対策(DLP)などの制御を適用し、「Microsoft 365 Copilot」導入時のデータ保護を支える。
「Microsoft Security Exposure Management」には、AIエージェント封じ込め用のSecure Now新指針を加えた。明示承認なしで実行されるエージェント起点の操作を制約し、攻撃対象領域の堅牢化、影響範囲の制限、IDと権限の統制、環境全体の可視性向上を推奨する。自律型エージェントの動作が環境内へ広がる前に制御策を設ける狙いだ。
Open Questions
- 今回のアップデートによるライセンス料金の変更はあるか
- 外部データソースの取り込みに必要な設定や連携作業の複雑度はどの程度か
- 他のクラウドプロバイダーやセキュリティベンダーへの対応拡張予定はあるか






