
マイナポータルアプリが8月25日に「マイナアプリ」にアップデートされ、マイナポータルアプリとデジタル認証アプリが統合。マイナンバーカードのスマホ搭載版にも対応し、実物カード不要で本人確認が可能に。2027年3月にはプッシュ通知機能、同年度にはAIエージェントによる手続き支援を予定。
AI-generated summary
マイナポータルは行政サービスの総合窓口となるWebサイトで、マイナポータルアプリはログインや認証・署名に使用。一方、官民のサービスでマイナンバーカードを使った認証・署名を行うためにデジタル認証アプリが存在していた。
行政サービスの総合的な窓口となるWebサイト「マイナポータル」へのログインや認証・署名に使うアプリとして、約8000万ダウンロードにも及ぶ「マイナポータルアプリ」。確定申告時に医療費や控除証明書などのデータ取得や引っ越し手続き、パスポートの申請などに、利用したことがある人も多いのではないだろうか。
そんなマイナポータルアプリが、8月25日に「マイナアプリ」にアップデートされた。どう変わったのかを解説しよう。
そもそもマイナアプリとは? どんなメリットがある?
マイナポータルアプリは、マイナポータルなどのサービスを利用するときにログインや認証・署名に利用できる。一方で、官民のさまざまなサービスでマイナンバーカードを使った認証・署名を行うためのアプリとして、「デジタル認証アプリ」がある。
例えば、証券会社の口座を作りたいときなどに、マイナンバーカードを利用した本人確認や電子署名をデジタル認証アプリで行うことで、よりスピーディーにサービスに申し込むことができる。このデジタル認証サービスの利用には1439のサービスが申し込まれており、既に607のサービスで利用できるようになっている(8月20日時点)。
これらマイナポータルアプリとデジタル認証アプリを統合したものが、マイナアプリになる。メリットは、このアプリ1つでマイナンバーカードの本人確認を完結できることだ。
これまではマイナポータルアプリをインストールしていても、デジタル認証アプリを利用するサービスを使うときには、デジタル認証アプリのインストールが必要だった。しかしこれからは、マイナアプリが入っていれば、さまざまなサービスや手続きで本人確認が可能になる。
また、これまでデジタル認証アプリでは、「iPhoneのマイナンバーカード」や「Androidスマホ用電子証明書(2026年秋頃に「Androidのマイナンバーカード」に刷新予定)」が利用できなかったが、これからはその両方に対応。実物のマイナンバーカードを取り出さなくても、スマホだけで本人確認することができる。
マイナアプリを利用するためには何をすればいい?
マイナポータルアプリを既にスマホにインストールしている場合、アップデートすることでマイナアプリに変わる。筆者はWi-Fi環境であれば自動でアプリがアップデートされる設定にしているので、8月25日の提供開始の翌日、マイナポータルアプリがマイナアプリに変わっていた。
デジタル認証アプリの場合は、アプリの起動時にマイナアプリのインストールを促される。ただ両方のアプリをインストールしている場合は、マイナポータルアプリのアップデートのみで問題ない。マイナアプリに変わった後は、デジタル認証アプリをアンインストールして構わない。
マイナアプリの初回の利用時には、マイナンバーカードを使った利用登録が必要だ。また第三者による不正利用を防止するため、PINや顔認証、指紋認証などによるスマホのロック設定が必須となる。
スマホにiPhoneのマイナンバーカードやAndroidスマホ用電子証明書が搭載されている場合は、生体認証をパスするだけで利用登録が終わる。筆者はAndroidスマホ用電子証明書を利用していたので、マイナンバーカードを取り出さなくても簡単に利用登録を完了することができた。
マイナアプリは今後どうなる?
事前にマイナポータルアプリがマイナアプリにアップデートされることを知っていても、アプリアイコンが変わったことには驚いた。ただ、マイナンバーの公式キャラクターの「マイナちゃん」が描かれているため、マイナンバー関連のアプリだということは分かる。
最終的にはもっとシンプルな文字だけのアプリアイコンになるのだが、移行措置期間として一定期間、アプリアイコンに「マイナちゃん」が描かれ、各アプリストアでマイナアプリの名称に「旧マイナポータルアプリ」と併記するなどの配慮がなされる。
2027年3月には、マイナポータルに届く行政機関などからのお知らせをプッシュ通知で受け取ることができる機能を実装。2027年度にかけて、マイナポータルにログインしなくてもマイナアプリ上でお知らせが確認できるようになる。また、マイナポータル内ではAIエージェントを活用することで、より簡単に行政手続きができるようになる予定だ。
今後、マイナアプリが重要な役割を担っていくことになり、随時、機能拡充が行われる見込み。まずは今回のアップデートを実施して、マイナアプリを安全で便利に利用できるようにしておこう。
AI outlook — possibilities, not facts
2027年3月にマイナポータルからのお知らせをプッシュ通知で受け取る機能が実装される
Very likely · Within months
2027年度にかけて、マイナポータルにログインしなくてもマイナアプリ上でお知らせが確認できるようになる
Very likely · Within months
マイナポータル内でAIエージェントを活用し、より簡単に行政手続きができるようになる
Likely · Within months

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