
日本銀行の高田創審議委員は札幌市での講演で、2026年以降は一定のペースにとらわれず、経済環境に応じて機動的に利上げを行う新たな局面に入るとの見解を示した。中東情勢による物価上昇リスクや円安圧力への対応として、利上げの必要性を強調した。
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日銀は2024年以降、段階的な利上げを進めてきた。高田審議委員はタカ派として知られ、前回の会合でも利上げを主張していた。
日本銀行の高田創審議委員は2日、札幌市内で講演し、「2026年以降は一定のペースにとらわれず、機動的に利上げを行う新たな局面」と述べた。日銀が17、18日に開く金融政策決定会合で、政策金利を現状の1.0%程度から引き上げる必要性をにじませた。
高田氏はエコノミスト出身で、利上げに積極的な「タカ派」とされる。前回の7月会合では、1.25%程度への利上げを提案したが、反対多数で否決された。
高田氏は講演で、中東情勢を受けた物価上昇圧力によって、日銀が重視する基調的な物価上昇率が目標の2%を超えていくリスクを指摘。海外では24、25年の利下げ局面から利上げ方向に転換しつつあり、円安圧力が働きやすい状況でもあるとして、「物価の上ぶれを防ぐ日銀の意思を市場に示し、為替市場を通じた影響にも配慮する必要が生じる」と訴えた。
さらに、世界的に人工知能(AI)関連の投資が需要を喚起し、経済を刺激していることも受けて、「新たな利上げ局面に入った」と説明。日銀は24年以降、年2回のペースで利上げを進めてきたが、一定の間隔や幅にとらわれず、国内外の経済環境に応じて機動的に利上げするべきだと主張した。
連続利上げも「ありうる」
また、「海外金利の上昇によ…
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17、18日の金融政策決定会合で利上げの必要性が議論される
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