
智弁和歌山を全国選手権大会優勝へと導いた中谷仁監督。就任3年目だった2021年以来、5年ぶり2度目の頂点に立った。「日本一コミュニケーションを取るチーム」をスローガンに掲げ、選手が伸び伸びとプレーできる環境づくりに奔走した。
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中谷仁氏は高校時代に智弁和歌山の主将・捕手として1997年夏を制覇。プロ野球経て、母校の監督に就任した。
就任3年目だった2021年の全国選手権大会優勝から5年の時を経て、2度目の頂点に立った。智弁和歌山の中谷仁監督(47)は「感無量。大会を通じていい波、いい風にはまってくれた」と笑顔を見せた。
高校時代は智弁和歌山の主将、捕手として1997年の夏を制覇。ドラフト1位で阪神に入団し、その後移籍した楽天の野村克也監督の下で「準備」の大切さを学んだ。一方で「高校野球はやっぱり高校生にスポットライトを当てるべきだ」と自らのことを語りたがらない。「名将とは呼ばれたくない。前に出ちゃいけないし、サポート役という思いでやっている」
高嶋仁前監督が築いた強豪の伝統は、時に背中に重くのしかかる。毎年のように出場する甲子園で好成績を求められ、「僕ら大人もしんどいけど、子供らにそれを背負わすのは違う」との思いに至った。
今大会直前の練習で硬い表情の主力が凡ミスを繰り返すのを見て、「僕が(強豪の伝統を)背負っていれば、雰囲気は絶対選手に伝わる。感じ取りやすい子たちなので。自分の空気感を変えなきゃいけないかな」と思った。伸び伸びとチームが勝ち進む姿を見て「やっぱり自分のせいだった、って反省している」と笑う。
昨秋につくったスローガンは「日本一コミュニケーションを取るチーム」。その思いは夏の大舞台で形になった。

伝統の強打だけでなく、緻密な作戦とチームの結束力で智弁和歌山が優勝。八回に逆転を許すも、スクイズや継投で試合をひっくり返し、主将の松本を中心にミスを補い合うチーム作りが結実した。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で、智弁和歌山が健大高崎を4-3で下し優勝。八回に健大高崎に逆転を許すも、智弁和歌山は動じずスクイズや犠打で再逆転。精神的な平常心とチームの結束が勝利を呼び込んだ。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で智弁和歌山が健大高崎に4-3で競り勝ち、夏4度目の優勝を果たした。和歌山県勢の夏制覇は単独2位の9度目。

第108回全国高校野球選手権大会決勝で、智弁和歌山高校が健大高崎高校を4-3で破り、5年ぶり4度目の優勝を決めた。智弁和歌山の選手や監督のコメント、試合の詳細を紹介。

第108回全国高校野球選手権大会は22日に決勝を迎える。4度目の優勝を狙う智弁和歌山と、初優勝を目指す健大高崎が対戦。継投で勝ち上がった健大高崎の守備力と、強打を誇る智弁和歌山の攻撃力がぶつかり合う。

第108回全国高校野球選手権大会で5年ぶり4度目の優勝を狙う智弁和歌山が、決勝に向けて打撃練習を実施。準決勝までの勢いを維持し、打力で圧倒する姿勢を強調した。