
2016年熊本地震で最大震度7を観測した際、イオンモール熊本でガス爆発が発生し、店舗従業員7人が死亡。イオン側は一時的に再入館を認めていたが、刑事責任の立件は予見可能性などのハードルが高いと見られている。専門家は再入館の経緯次第では現場担当者の責任が問われ得ると指摘。
AI-generated summary
2016年熊本地震で最大震度7を観測。イオンモール熊本では避難誘導後、約50分後にガス爆発が発生し、従業員7人が死亡。経済産業省はLPガスへの引火の可能性が高いと公表。
最大震度7を観測した熊本地震では、イオンモール熊本(嘉島町)で爆発事故が発生し、店舗従業員7人が死亡した。一時的な再入館を認めたイオン側や、再入館を指示した店舗側の刑事責任が問われる可能性があるが、立件のハードルは高いとみられる。
自治体職員らのケア急務 猛暑下で対応、疲労蓄積―専門家「休息も仕事」・熊本地震
地震は7月28日午後4時27分に発生。イオンによると、同5時ごろには来店客の避難誘導を完了させ、店舗従業員も避難させた。爆発が起きたのはその約50分後だった。
同社の吉田昭夫社長は7月29日の会見で、「いったん避難した者は館内に戻らないのがルール。(死亡した従業員が)なぜ館内にいたのか認識していない」と説明。ただ、同社はその後、私物の回収やレジ締めなどの要望があり、一時的に再入館を認めていたと明らかにした。従業員2人が亡くなった雑貨店の運営会社「ハビタ」(熊本市)は、避難した従業員に対し、店に戻って売上金を金庫に移すよう指示したという。
経済産業省は8月、事故原因について「LPガスへの引火の可能性が高い」と公表。事故調査委員会を立ち上げ、詳しい原因究明を進めている。
大規模災害時に企業側の刑事上の責任が焦点となった例は過去にもある。2011年の東日本大震災では、東京電力福島第1原発事故を巡り、東電旧経営陣が業務上過失致死傷罪で強制起訴されたが、無罪が確定。地震に伴い、盛岡市の百貨店でガス爆発が起き1人が死亡した事故では、岩手県警が同容疑で百貨店の建物管理担当者らを書類送検したが、嫌疑不十分で不起訴となった。
同罪の成立には、事故が予見できたか、結果を回避できたかの両方の要件を満たす必要がある。今回の事故について、ある捜査関係者は「地震から1時間半後にガス爆発が起きるとは予想できないのでは」と語り、原因究明を注視する考えを示した。
甲南大の園田寿名誉教授(刑法)は、10年前の熊本地震の際はガス爆発が起きなかったことを踏まえ、「地震や爆発そのものについて企業側に責任を問うのは困難だ」と指摘。その上で、「再入館に至った経緯次第では、現場担当者の刑事責任が問われる可能性は否定できない」と語った。
AI outlook — possibilities, not facts
経済産業省の事故調査委員会が詳細な原因を公表する
Likely · Within months
現場担当者の刑事責任について検討が続く
Possible · Within months

大阪府河内長野市で8月4日午後7時過ぎ、警察官が刃物を持った男に発砲し、無職の土屋重吉容疑者(60)が左胸に弾を受けて死亡。司法解剖の結果、死因は出血性ショックと判明。事件直前に住民が窓ガラスを割るなどの異常行動を目撃していた。

栃木県鹿沼市の東武日光線新鹿沼駅で作業員4人が特急列車と衝突し死亡した事故で、中継見張り員が警備会社に対し「事故当時は移動中で踏切の反対側にいた」と説明していることが判明した。

東京メトロ日比谷線の車両側面にスマホを粘着テープで固定し、並走・回収するブランドの宣伝動画がSNSで拡散され、安全上の危険や法的責任を問う声が相次いで炎上している。

東京都港区は、赤坂の個室サウナ施設で夫婦2人が死亡した事故を受け、区内のサウナ施設に非常用ブザーの設置とドアの簡易開閉構造を義務づける条例改正を固めた。既存施設には猶予期間を設け、対応しない場合は営業許可を取り消す方針。9月10日の区議会定例会に改正案を提出する。

警察庁は28日、警察官のウェアラブルカメラの本格運用を全国の警察で来年度から始める方針を決めたと発表した。モデル事業では職務執行の適正性検証などに一定の効果が確認され、当初予算の概算要求に約2千台分の1億7千万円を盛り込んだ。地域警察官による任意同行や職務質問での活用事例も報告されている。
ストリート系衣服ブランドの公式アカウントが、電車にスマートフォンをテープで貼り付け並走して撮影した動画をInstagramやTikTokに投稿。東京メトロ日比谷線小伝馬町駅で撮影されたとみられるが、実際の撮影方法についてはカットが分かれているため不明。危険行為との指摘や撮影許可の有無を巡りSNSで批判が相次ぎ、炎上状態となっている。