岩屋前外相、中国で王毅氏らと会談 高市首相の台湾発言是正を要求
中国外務省によると、王毅氏は日本側に「台湾問題での誤った発言をなるべく早く是正すること」を要求した。
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中国訪問中の岩屋毅前外相は、北京で何立峰副首相や王毅外相と会談した。中国側は昨年11月の高市首相による台湾有事を巡る国会答弁を念頭に、発言の早期是正を要求し、高市政権をけん制した。
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Why It Matters
昨年11月の高市首相の台湾有事を巡る国会答弁をきっかけに日中関係が冷え込んでいた。
【北京時事】中国訪問中の岩屋毅前外相は29日、何立峰副首相と北京の人民大会堂で会談した。前日には王毅共産党政治局員兼外相とも会談。中国外務省によると、王氏は昨年11月の高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁を念頭に、日本側に「指導者が台湾問題での誤った発言をなるべく早く是正することが必要だ」と要求した。
岩屋氏は日中友好7団体の一つである日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長として代表団を率いて訪中した。国会答弁をきっかけに関係が冷え込んで以降、中国政府が日本の政治家との会談を公式発表するのは初めて。中国側には対中関係を重視する岩屋氏と会うことで、高市政権をけん制する思惑があるとみられる。
何氏は岩屋氏に「日本の一部政治家が台湾問題で中国側のボトムライン(譲れない一線)に挑もうとしている」と懸念を示した。一方、関係正常化に向けて「誤った言動を克服し、中日経済関係の発展を推進できると確信している」とも述べた。
王氏は会談で、今年が極東国際軍事裁判(東京裁判)の開廷80年に当たると指摘した上で「歴史問題で正しい態度を取れないならば、未来に向き合い、切り開くことなどできない」と語った。現在の日中関係について「厳しい局面にある。正常化する必要がある」と強調した。
これに対し、岩屋氏は「日中関係の現状は懸念されるものだ」と指摘した上で「両国関係を原点に戻したい」と応じた。
Open Questions
- 日本政府が中国の要求にどう対応するか
- 今後の日中ハイレベル対話の行方





