気温上昇1.8度超えも 温室ガス削減不十分―国連環境計画
温室ガス削減、現状ペースでは不十分
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国連環境計画(UNEP)は21日、世界の平均気温上昇を抑えるには温室効果ガス排出量の大幅な削減拡大が必要とする報告書を公表した。現状では最も楽観的な想定での1.8度を上回る見込みと指摘。
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Why It Matters
パリ協定は気温上昇を1.5度以内に抑える目標を掲げているが、現状の各国の対策では不十分とされている。
国連環境計画(UNEP)は21日、産業革命前と比べた世界の平均気温の上昇を可能な限り小さくするには、各国が温室効果ガス排出量の削減を大幅に拡大する必要があるとの報告書を公表した。現状のペースでは不十分で、このままでは最も楽観的な想定での1.8度を上回る見込みだと指摘した。
温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は、気温上昇を1.5度以内に抑える目標を掲げる。ただ、UNEPによると、一時的に1.5度を超えるのは避けられず、最も楽観的な想定でも今世紀半ばに1.8度に達する。
報告書によると、ピークを1.8度に抑え、今世紀末までに1.5度以内に下げるには、2025年比で温室ガスを30年までに18%、35年までに45%削減する必要がある。ただ、各国の削減目標に基づく対策では、30年までに5~8%減、35年までに11~15%減にとどまる。
このため、再生可能エネルギーの発電容量を3倍に増やすほか、石炭火力発電を35年までに25年比で75%減らし、40年までに事実上廃止することなどを求めた。UNEPのアンダーセン事務局長は「今こそ迅速かつ大幅で持続的な排出削減が必要だ」と強調した。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
温室効果ガス削減目標の引き上げ要求
Likely · Within months
Open Questions
- 各国が具体的にどのように削減目標を引き上げるか
- 石炭火力発電の廃止に向けた具体的な国際合意の行方






