大阪・ミナミで新たなホストキャッチの手口が明らかに、無料案内所を利用した誘導が増加
Quick Look
大阪・ミナミの道頓堀近くで、ホストクラブへの客引きを行う若い男性たちが、無料案内所を利用した新たな手口で女性を誘導していることが捜査関係者への取材で明らかになった。大阪府警によると、2026年1~6月に府内の繁華街で客引きの疑いで86人が検挙され、そのうち74人が接待飲食店への客引きだった。改正風営法により従来の手段が規制される中、ホストキャッチによる新たな誘導方法が広がりつつある。
AI-generated summary
Why It Matters
大阪・ミナミではホストクラブへの客引きが常態化しており、風俗営業法や大阪府迷惑防止条例で禁止されている。2025年6月に改正風営法が施行され、『色恋営業』や『スカウトバック』の支払いが禁じられた。これにより従来の客引き手段が規制され、新たな手口が模索されている。
8月上旬の夜、大阪・ミナミの道頓堀近くの交差点。
Tシャツにハーフパンツ姿の若い男性10~15人ほどが、人混みの中に紛れるようにして通行人を眺めていた。
主にホストクラブへ客を誘う「ホストキャッチ(客引き)」だ。
この記事では、「無料案内所」を利用したとみられる新たなキャッチの手口に、捜査関係者らへの取材で迫ります。後半では、無料案内所の成り立ちや歴史についても解説します。
男性やカップル、外国人観光客には見向きもしない。
動き出すのは、1人か2~3人で歩いている若い女性を見つけたときだ。
「お姉さん、初回どうですか」
「ホスト行きませんか」
あいさつのような声かけ。そこに警戒中だった大阪市の「客引き対策員」もすかさず近づき、拡声機でブロックする。
「客引きは禁止です。話しかけられても無視してくださーい」
若い女性が通るたび、そんな「攻防」が繰り返されていた。
こうしたキャッチ行為は風俗営業法や大阪府迷惑防止条例で禁止され、罰則もある。
大阪府警保安課によると、2026年1~6月の半年間で、府内の繁華街で私服警察官らを客引きした疑いで86人(前年同期比22人増)が検挙された。
そのうち、大半の74人がキャバクラやホストクラブなどの接待飲食店への客引きだった。
4月には、同じ系列のホストクラブで働く20代のホストの男3人が、女性捜査員に声をかけ、風営法違反(客引き)の疑いで府警に逮捕された。
このホストクラブをめぐっては、客から府警に「150万円くらいのツケがある」などの相談が多数寄せられていた。府警はこの店舗も家宅捜索した。
「バチクソイケメンいけます」
25年6月に施行された改正風営法では、恋愛感情につけこむ「色恋営業」や、性風俗店がキャスト(従業員)の紹介を受けた対価として「スカウトバック」を支払うことを禁じた。
いずれも、悪質なホストクラブを取り締まるためだ。
そんな規制をかいくぐろうと、ホストキャッチによる新たな手口が広がりつつあることが、府警への取材で明らかになってきた。
5月、ミナミの路上を歩いていた私服の女性捜査員に、20代のキャッチの男が声をかけてきた。
「ホスト行ってほしい、ほんまに」
「バチクソイケメンいけます」
興味を示したそぶりを捜査員が見せると、男は「1回案内所行くやつでもいいですか?」と聞いてきた。
男についていくと、近くの路…
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
大阪府警は無料案内所を利用した客引きの取り締まりを強化し、関係者への家宅捜索を拡大する
Likely · Within weeks
無料案内所を装った客引きの手口は、一時的に増加した後、警察の対応により減少に転じる
Possible · Within months
Open Questions
- 無料案内所の実態と運営主体は何か
- この手口に関与しているホストクラブの具体的な名前は何か
- 無料案内所を利用した客引きの検挙件数はどの程度か
- 外国人観光客への影響はどのように評価されているか







