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近鉄グループHDの若井社長は株主総会で、株価対策について「バランスを欠いたことは望ましくない」と発言。村上世彰氏の長女・野村絢氏が大株主になったことを受け、中長期の成長重視の姿勢を強調した。野村氏はフジ・メディアHDでも不動産事業再編を要求したことで知られる。
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Why It Matters
近鉄グループHDの株主総会で、株価対策に関する社長の発言が注目されている。これは、村上世彰氏の長女である野村絢氏が大株主となったことを受けている。
近鉄グループホールディングス(GHD)の若井敬社長は19日の株主総会で、株価対策について「あまりバランスを欠いたことは望ましくない」と語った。
近鉄GHDでは、3月末時点で「物言う株主」として知られる村上世彰氏の長女の野村絢(あや)氏が大株主になっている。株主との対話が注目されるなか、中長期の成長を重視する考えを改めて強調した形だ。
近鉄GHDが株主総会にあわせて公表した資料によると、野村氏は3月末時点で2.7%の株式を保有している。持ち株比率では、日本マスタートラスト信託銀行(12.4%)と日本カストディ銀行(3.9%)の信託口に次ぎ、第3位の大株主だ。昨年9月時点では第10位までの大株主のリストに名前はなかったが、短期間に存在感を増した。
物言う株主は、株主となった企業の経営陣に積極的に働きかけ、株価を高めて利益を得ようとする。
野村氏は村上氏などが関わる投資会社とともに、フジ・メディア・ホールディングスの株を買い進め、不動産事業の再編を求めたことでも知られている。民間鉄道会社にも興味を示しており、3月末時点で、名古屋鉄道では第3位、京阪ホールディングスでは第7位の大株主になるなど存在感を高めている。
19日の近鉄の株主総会では…
Open Questions
- 野村氏の具体的な要求内容は何か
- 近鉄HDは今後どのような株主対応を行うか






