NYMEX原油先物が7営業日続伸、中東緊張でWTIが96.05ドルに
Quick Look
NYMEXのWTI原油先物は中東情勢の緊張を背景に7営業日続伸し、96.05ドルまで上昇。米中央軍によるイラン石油タンカー撃破と報復攻撃の応酬がエネルギー市場を刺激。一方、米財務省の長期債買い戻し上限引き上げ幅が市場期待に届かず長期金利が上昇し、NYダウは3営業日続落で5万2380.66ドルで終了。
AI-generated summary
Why It Matters
中東情勢の緊張が原油市場に影響を与えている中、米軍の行動とイランの報復が市場の不安を増幅。同時に米財務政策の方向性が金利市場を揺らげている。
【ニューヨーク時事】9日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、中東情勢を巡る緊張が一段と高まる中、7営業日続伸した。米国産標準油種WTIの終値は前日比3.02ドル(3.25%)高の1バレル=96.05ドルと、5月下旬以来3カ月半ぶりの高値となった。
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米中央軍は8日、イランの石油タンカー5隻を破壊したと発表。9日にはイラン側が報復攻撃を実施したと報じられるなど、攻撃の応酬は激しさを増している。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の通航が正常化に向かう道筋が見えない中、原油買いが強まった。
金融・債券市場では、米財務省が9日、長期債の買い戻し上限額の引き上げ幅を発表後、債券売り(金利は上昇)が加速した。引き上げ幅が市場の期待に届かなかったことが要因とみられ、長期金利の指標である10年物米国債利回りは一時、2023年11月以来の高水準となる4.85%台に上昇した。
原油相場と金利の上昇で投資家心理が悪化する中、ニューヨーク株式相場は3営業日続落。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比405.41ドル安の5万2380.66ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は168.07ポイント安の2万6253.34で引けた。
What to Watch
AI outlook — possibilities, not facts
ホルムズ海峡の緊張が続く場合、WTI原油先物は短期的に100ドルを試す可能性がある
Possible · Within weeks
米長期金利は4.85%付近での推移が続く見込み
Likely · Within weeks
Open Questions
- イラン側の報復攻撃の具体的な規模と損害は何か
- ホルムズ海峡の船舶通航に実際にどの程度の影響が出ているか
- 米財務省は今後どのように長期債買い戻し政策を調整するか






