東京債券市場、長期金利一時3.000%に上昇 約30年ぶり高水準
日米の早期利上げ観測や中東情勢を受けた原油価格上昇が背景
Quick Look
1日の東京債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時3.000%をつけ、約30年ぶりの高水準となった。日米の早期利上げ観測や中東情勢に伴う原油高が背景にある。
AI-generated summary
Why It Matters
2025年10月の高市早苗政権発足後、積極財政による国債増発や中東情勢による原油高が警戒されている。
1日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが上昇(価格は下落)し、一時3.000%をつけた。約30年ぶりの高水準となる。日米両国が早期に利上げに踏み切るとの観測に加え、中東情勢の懸念から原油価格が上昇したことも長期金利を押し上げている。
日本相互証券によると、1996年9月9日以来の高さとなる。当時は売買高の多い10年物国債の利回りが長期金利の指標だった。
2025年10月の高市早苗政権の発足後、長期金利は上昇傾向が続く。政権の「積極財政」による国債の増発や、中東情勢を受けた原油高による物価高が警戒され、国債が売られてきた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長は8月28日の講演で、インフレ(物価上昇)率が高い状況が続けば「やるべき仕事がある」と述べた。政策金利の引き上げを示唆したとの受け止めが広がり、米国金利が上昇した。
Open Questions
- 日銀の追加利上げのタイミングはどうなるか
- 長期金利の上昇が実体経済へ与える影響の規模







