スペイン各地で住宅危機抗議デモ、家賃高騰や政令否決に反発
マドリードに主催者発表で50万人集結、バレンシアでは衝突も
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スペイン各地で3日、危機的な住宅不足と家賃高騰に抗議する大規模なデモが行われた。下院で住宅危機対策の政令が否決されたことに市民らが反発し、前倒し総選挙を検討するサンチェス首相に圧力をかけている。
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Why It Matters
マドリードで9月下旬に年金受給者の女性が高騰した家賃を払えず立ち退きを強制されたことがきっかけとなり、若者や低所得層の怒りに火がついた。
【パリ時事】スペイン各地で3日、危機的な住宅不足と家賃高騰に直面した大勢の市民が街頭に繰り出し、抗議デモを行った。地元メディアによると、首都マドリードには主催者発表で50万人(当局推計7万人)が参集。東部バレンシアではデモ隊の一部が警官隊と衝突し、拘束された。
スペイン首相、前倒し総選挙検討 下院で住宅危機対策が否決
下院は2日、政府が社会的弱者を住宅危機から守るため制定した政令の承認を野党などの反対多数で否決。デモ隊はこれに反発する一方、「(危機の)責任は政府にある」とも訴え、前倒し総選挙を検討するサンチェス首相に圧力をかけた。
マドリードでは9月下旬に年金受給者の女性(87)が高騰した家賃を払えず、立ち退きを強制された。これが住宅難に苦しむ若者や低所得層の怒りに火を付け、抗議行動が発生。女性は元の住まいに戻れることになったが、政令否決を受け、デモは勢いを増した。
Open Questions
- 前倒し総選挙は実施されるのか
- 新たな住宅危機対策はまとまるのか






