日本原燃、使用済み核燃料の電力会社別保管量を初公開 再処理工場の完成は依然不透明
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日本原燃は使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の冷却プールにおける電力会社別の保管量を初公開し、東京電力が890トンで最多であることを明らかにした。工場は1998年に稼働開始したが、受け入れは2016年を最後に停止しており、現在の保管量はほぼ満杯の2968トン。来年度下期の操業開始を目指すが、これまでに27回延期されており、見通しは不透明だ。
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Why It Matters
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場は青森県六ケ所村に位置し、1998年に冷却プールの稼働を開始したが、本格的な再処理操業はこれまでに27回延期されてきた。
日本原燃が今年度中の完成を目指す使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)について、同社が冷却プールで貯蔵する使用済み燃料の電力会社ごとの保管量を公開したことが12日分かった。昨年3月末時点では東京電力の890トンが最も多く、関西電力720トン、九州電力400トンと続く。
長期保管で燃料性能に影響も 不向きな物質に変化―再処理工場
これまでは、燃料を受け入れた際に搬出元や重量を公表してきたが、会社ごとの保管量は公開していなかった。「各所から問い合わせが多かったので、社内外で調整した結果載せることにした」(広報)といい、昨年11月からウェブサイトでの掲載を始めた。
ほかの電力会社は北海道110トン▽東北100トン▽中部250トン▽北陸20トン▽中国120トン▽四国170トン▽日本原子力発電180トン。
再処理工場の冷却プールは1998年に稼働を始め、貯蔵容量は3000トン。今は「ほぼ満杯」(広報)の約2968トン(1万2069体)で、2016年を最後に受け入れを停止している。
原燃は来年度下期の操業開始を目指している。再処理が始まればプールに空きができるため、順調にいけば28年度には受け入れを再開できる見通し。ただ、工場の完成はこれまでに27回延期されており、依然として先行きは不透明なままだ。
Open Questions
- 再処理工場の実際の操業開始時期はいつになるか
- 電力会社別の保管量公開が今後の核燃料サイクル政策に与える影響は何か
- 保管プールが満杯となった場合の代替対策はあるか






