
30日未明、福井県嶺北地方で記録的な大雨となり、気象庁は福井市など3市に大雨特別警報を発表。各地で河川氾濫や住宅浸水、土砂崩れが発生し、1市1町で被害が確認された。午前中に雨は弱まり、特別警報は段階的に引き下げられた。
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前線の影響により、福井県嶺北地方で記録的な大雨となり、気象庁が大雨特別警報を発表した。
福井県嶺北地方は30日未明、前線の影響で記録的な大雨となった。気象庁は午前4時半、福井市と福井県大野市、勝山市に警戒レベル5の大雨特別警報を発表し、3市は「緊急安全確保」を発令した。午前中に雨は弱まり、同庁は11時四0分に大雨特別警報を警戒レベル4の危険警報に切り替え、その後注意報に引き下げた。
前線北上、北陸は大雨警戒 気象庁
勝山市では24時間雨量が午前9時10分までに350.5ミリ、福井市・美山では同11時までに318.0ミリ、大野市では同11時20分までに281.0ミリに上った。いずれも統計史上最多記録を更新した。雨量が多かった所は地盤が緩み、土砂災害が起きやすくなっている恐れがある。
同県によると、多数の河川が氾濫し、大野市や勝山市など3市1町で住宅の浸水被害が16軒確認された。福井市で土砂崩れ、坂井市で道路の陥没が発生。同市の冠水した道路で、30代女性が足を骨折するけがをした。
県警には午前10時半現在、車の立ち往生や冠水などの通報が106件寄せられた。北陸新幹線は平常運行しているが、JR越美北線などは30日の運行を取りやめた。
気象庁の細見卓也予報課長は明け方に記者会見し、「日本海から福井県付近に延びる前線に向かい、南から暖かく湿った空気が太平洋側の高気圧の縁を回るようにして流れ込み、積乱雲が発達した」と説明。この状況は27日に富山、石川両県5市町に大雨特別警報が出た際と似ているが、「短時間に猛烈な雨が降るのではなく、1時間に50~60ミリの非常に激しい雨が29日夜から長い間、断続的に降った」と話した。

北欧アイスランドで29日、EU加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票で反対票が52.5%となり賛成票を上回ることが確実となった。国家主権の維持を重視する意思が示された。

一時特別警報が出された富山、石川両県の大雨で、石川県は30日、集落の孤立状態が全て解消されたと発表した。一方、両県で70人以上の被災者がいまも避難所生活を送っている。

アイスランドで欧州連合(EU)加盟交渉再開の是非を問う国民投票が行われ、30日までの開票で反対票が賛成票を上回ることが確実となった。水産業への懸念などが影響し、国家主権維持を重視する意思が示された。

ネパールと中国の国境地帯で発生した土石流災害により、両国合わせて750人が死亡、日本人5人を含む3000人超が行方不明となっている。中国メディアの分析では時速180キロで崩落したことが判明し、新たなせき止め湖の形成により救援活動が難航している。

記録的な大雨に見舞われた福井県。福井市や坂井市の上空からヘリで取材したところ、九頭竜川や兵庫川の氾濫により、住宅地や道路、福井空港、丸岡城周辺などが広範囲にわたり茶色い泥水に沈む深刻な被害が確認された。

気象庁は30日、福井県に大雨特別警報を発表し、観測史上最多の24時間降水量を記録した。福井市などで河川の氾濫危険水位超えや浸水被害、車の立ち往生が相次ぎ、6市町に災害救助法が適用された。